Systemwalker Operation Managerがサポートするクラスタシステムのバージョンレベルは以下のとおりです。
PRIMECLUSTER 4.1/4.2 (Solaris版、Linux版、Linux for Itanium版)
Sun Cluster 3.0/3.1
MC/ServiceGuard A.11.09 以降
HACMP 5.3/5.4
クラスタシステムにおけるSystemwalker Operation Managerの運用イメージを下図に示します。
クラスタシステムにおけるノードや処理の呼び方はクラスタシステムごとに違いますが、本マニュアルでは、以下の用語を使用して説明しています。
ただし、それぞれのクラスタシステム固有の用語を使用して説明した方がわかりやすい場合や、画面を使用した説明は、クラスタシステム固有の用語を使用しています。
クラスタシステムにリソース登録できる、Systemwalker Operation Managerのデーモンは以下のとおりです。
ジョブスケジューラ(スケジュール分散機能を含みます)
ジョブ実行制御
クラスタシステムの、運用系および待機系で自動反映できる情報は以下のとおりです。
セキュリティ情報
カレンダ情報
日変わり時刻
カレンダ休日情報(SYSTEM_CALENDARを除く)
SYSTEM_CALENDARのスケジュール情報、電源スケジュール情報、終了監視情報
サービス・アプリケーション起動情報
アプリケーション起動情報
カレンダ情報の、“SYSTEM_CALENDARのスケジュール情報、電源スケジュール情報、終了監視情報”および、サービス・アプリケーション起動情報の、“アプリケーション起動情報”は、自動反映を行わない設定も可能です。
フェールオーバは、クラスタシステムに登録されたリソースの異常を契機に行われます。