本ファイルは、CSV形式のファイルです。しきい値監視する項目ごとに一行ずつ定義します。
カラム位置 | 説明 |
---|---|
1 | しきい値監視ID。一行毎にユニークなIDをつけてください。 |
2 | 監視する項目の「レコード番号」。レコード番号の値は下表を参照ください。 |
3 | 監視する項目の「フィールド名」+「レコード番号」。 例)レコード番号が1018のフィールド名freepcを監視する場合は、”freepc1018” を指定します。 フィールド名およびレコード番号の値は下表を参照ください。 |
4 | リソースIDは、コンソールのドリルダウン表示で、対象ノードのコンテンツを表示することで、”リソースID” カラムから調べることができます。 また、リソースIDにはワイルドカードが使用できます。 例)リソースIDが”aaabbbccc”の場合、”aaabbbccc”, “aaa*”, “aa?bb?cc?”, “???bbb???”, “[abc]aa[abc]bb[abc]cc”などの指定が合致します。 |
5 | 通知する監視項目の名前を定義します。 |
6 | しきい値監視を行う時間帯の開始時刻を定義します。HH:MM:SSの形式で指定します。省略することはできません。 |
7 | しきい値監視を行う時間帯の終了時刻を定義します。HH:MM:SSの形式で指定します。省略することはできません。なお、24時間監視する場合は、開始時刻、終了時刻とも”00:00:00”を指定してください。 |
8 | 基準のサンプリング回数のうち、何回しきい値超えが発生した場合にアラーム通知するかという、しきい値超え発生回数(N)を定義します。 |
9 | アラーム通知判定の基準のサンプリング回数(M)を定義します。なお、サンプリング回数の最大数は9、最小数は1です。1以上9以下の整数を定義してください。また、サンプリング回数が1の場合は、しきい値越え発生回数には1を定義してください。 なお、しきい値超え発生回数とサンプリング回数は、N >= M/2の関係になるよう定義してください。 |
10 | 警告(warning)しきい値 |
11 | 異常(error)しきい値 |
12 | “>” か “<” を定義します。 “>” - ディスク使用量など、値が大きくなった場合にアラーム通知する場合。 “<” - ディスク空き率など、値が小さくなった場合にアラーム通知する場合。 |
監視項目のレコード番号とフィールド名対応
【Windows版】
分類 | レコード番号 | フィールド名 | 項目の説明 |
---|---|---|---|
WIN_DISKSPACE | 1018 | free | ディスクの空き容量(B)。 |
total | ディスク総容量(B)。 | ||
freepc | ディスクの空き率。 |
【Solaris版】【Linux版】
分類 | レコード 番号 | フィールド名 | 項目の説明 |
---|---|---|---|
UX_DISKSPACE | 1002 | dtotfils | マウント時のファイルシステム内のファイル数。 |
duseblks | マウント時のファイルシステム内の使用ブロック数。 | ||
dfrefils | マウント時のファイルシステム内の作成可能ファイル数。 | ||
davlblks | マウント時のファイルシステム内の作成可能ブロック数。 | ||
dblksiz | マウント時のファイルシステムのブロックサイズ。 | ||
dtotblk | マウント時のファイルシステム内の総ブロック数。 | ||
dusebyts | マウント時のファイルシステム内の使用バイト数。 | ||
dusembs | マウント時のファイルシステム内の使用メガバイト数 | ||
davlbyts | マウント時のファイルシステム内の空バイト数 | ||
davlmbs | マウント時のファイルシステム内の空メガバイト数 | ||
dtotbyts | マウント時のファイルシステムの総バイト数 | ||
dtotmbs | マウント時のファイルシステムの総メガバイト数 | ||
dfreepc | マウント時のファイルシステム内の空き率 |
ポイント
上記の表に示した情報は、コンソールのモニタ画面に表示される、OSに関するリソース情報です。しきい値監視では、上記以外の項目を監視することもできます。その場合は、「第19章 データフォーマット」を参照して、該当するレコード番号とフィールド名を指定してください。