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TeamWARE Office 200X V3.0L10 利用者ガイド

10.7.1 私用エントリのデータをインポート/エクスポートする

アドレス帳に登録する私用エントリのデータは、外部ファイルに定義したデータを使用して一括でインポートすることができます。
また、アドレス帳に登録されている私用エントリのデータを、一括で外部ファイルにエクスポートすることもできます。
ここでは、このインポート/エクスポートの機能について説明します。

データを私用エントリとしてインポートする

アドレス帳のインポート機能を利用することにより、外部データをアドレス帳の私用エントリとして取り込むことができます。

  1. [アドレス帳]ウィンドウの[インポート]ボタンをクリックします。
    ⇒[インポート]ウィンドウが表示されます。データファイルを入力するか、[参照]ボタンをクリックして外部データファイルを選択します。

  2. データファイル名を入力した後、[インポート]ボタンをクリックします。
    ⇒インポートが正常に終了したかどうかを示すウィンドウが表示されます。

インポートデータの形式

インポート機能で指定するデータファイルは、CSV形式(カンマを区切り文字とした形式)です。
以下にカンマで区切った各カラムの意味を説明します。

カラム位置

私用エントリの属性名

必須/オプション

最大長

第1カラム

エントリ名

必須

64バイト

第2カラム

ソートキー

オプション

64バイト

第3カラム

オプション

40バイト

第4カラム

オプション

16バイト

第5カラム

肩書

オプション

64バイト

第6カラム

説明

オプション

180バイト

第7カラム

インターネットアドレス

オプション

256バイト

第8カラム

所在地1

オプション

30バイト

第9カラム

所在地2

オプション

30バイト

第10カラム

所在地3

オプション

30バイト

第11カラム

所在地4

オプション

30バイト

第12カラム

所在地5

オプション

30バイト

第13カラム

所在地6

オプション

30バイト

第14カラム

電話番号種類1

オプション

8バイト

第15カラム

電話番号1

オプション

64バイト

第16カラム

電話番号種類2

オプション

8バイト

第17カラム

電話番号2

オプション

64バイト

第18カラム

電話番号種類3

オプション

8バイト

第19カラム

電話番号3

オプション

64バイト

第20カラム

FAX番号1

オプション

64バイト

第21カラム

FAX番号2

オプション

64バイト

私用エントリをエクスポートする

アドレス帳のエクスポート機能を利用することにより、私用エントリのデータをCSV形式(カンマを区切り文字とした形式)でファイルに取り出すことができます。
私用エントリを取り出すには、以下のように操作します。

  1. [アドレス帳]ウィンドウの[エクスポート]ボタンをクリックします。
    ⇒エクスポートする私用エントリを指定する[検索]ウィンドウが表示され、登録されているすべての私用エントリが、リストボックスに一覧表示されます。

    • リストボックスに表示されるエントリを絞り込むには、検索条件を入れて[検索]ボタンをクリックします。

    • 私用エントリのプロパティを表示するには、リストボックスのエントリ名をクリックしてから、[プロパティ表示]ボタンをクリックします。

  2. リストボックスで、取り出したい私用エントリをクリックしてから、[選択]ボタンをクリックします。
    ⇒[ユーザリスト]ボックスにその私用エントリが追加され、取り出し対象になります。

    [ユーザリスト]からエントリを削除するには、[ユーザリスト]ボックスで削除するエントリをクリックしてから、右の[削除]ボタンをクリックします。

  3. 取り出し対象のエントリをすべて[ユーザリスト]に表示させてから、[アドレス帳]ウィンドウの[エクスポート]ボタンをクリックします。
    ⇒取り出し先のファイルを指定する[エクスポート]ウィンドウが表示されます。

  4. ファイル名を指定して[保存]ボタンをクリックします。
    ⇒選択した私用エントリのデータが、CSV形式でファイルに保存されます。

エクスポートデータの形式

エクスポート機能で取り出されるデータファイルは、CSV形式(カンマを区切り文字とした形式)です。
以下にカンマで区切った各カラムの意味を説明します。

カラム位置

私用エントリの属性名

第1カラム

エントリ名

第2カラム

ソートキー

第3カラム

第4カラム

第5カラム

肩書

第6カラム

説明

第7カラム

インターネットアドレス

第8カラム

所在地1

第9カラム

所在地2

第10カラム

所在地3

第11カラム

所在地4

第12カラム

所在地5

第13カラム

所在地6

第14カラム

電話番号種類1

第15カラム

電話番号1

第16カラム

電話番号種類2

第17カラム

電話番号2

第18カラム

電話番号種類3

第19カラム

電話番号3

第20カラム

FAX番号1

第21カラム

FAX番号2

注意

  • データがない場合でも、カンマをつけてカラム位置(フィールド数)を合わせてください。

  • カンマを含むデータをインポートする場合は、データ全体を「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
    例: "Hello, TeamWARE"

  • 「"」(ダブルクォーテーション)を含むデータをインポートする場合は、「""」のようにダブルクォーテーションを重ね、データ全体を「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
    例: 2005年度"TeamWARE"実行委員 → "2005年度""TeamWARE""実行委員"

  • 改行を含むデータをインポートする場合は、データ全体を「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。
    例: 2004年度TeamWARE推進委員 → "2004年度TeamWARE推進委員
         2005年度TeamWARE実行委員     2005年度TeamWARE実行委員"

  • 第4カラムのインターネットアドレスは以下の制限があります。

    • 名前部分(@の左側)は、1~192バイトまで指定できます。

    • ベースアドレス部分(@の右側)は、0~255バイトまで指定できます。
      ただし、全体として256バイトを超えることはできません。

  • 電話番号修理には以下のいずれかを指定してください。

    電話番号種類

    ユーザデータファイル指定

    勤務地

    business

    自宅

    home

    携帯電話

    mobile

    ポケットベル

    pager

  • TeamWARE Office 200X V2.0L30以前で、エクスポートによって作成されたユーザデータファイルをインポートすることはできません。

ポイント

インポートする外部データファイルには、フィールド名など、インポートする以外のデータを記述はできません。1行目からインポートデータを記述します。
エクスポート機能で取り出したファイルをインポートに使用する場合、1行目にフィールド名が記述されているので、1行目を削除してからインポートに利用する必要があります。