TeamWARE Directory(以降、Directoryと略します)を起動すると、メインウィンドウが表示されます。
以下に、Directoryのメインウィンドウの例を示します。
メインウィンドウには、[個人用アドレス帳]ページ、[共用ディレクトリ]ページおよび[パブリックディレクトリ]ページがあります。
共用ディレクトリ
TeamWARE Office システムに定義されている組織、階層化組織、エリア、ユーザアカウント、ユーザテンプレート、グループおよび外部エントリが登録されています。また、システム内のライブラリ、フォーラムおよびカレンダーも登録されています。共用ディレクトリの内容は、それぞれのユーザ権限に応じて、すべてのユーザが見ることができます。これらの情報は、TeamWARE Mail(以降、Mailと略します)での宛先検索やTeamWARE Calendar(以降、Calendarと略します)でのカレンダー検索などで利用できます。
パブリックディレクトリ
パブリックディレクトリには、LDAPサービスを受けている人のアドレスやそのほかの情報が入っています。[パブリックディレクトリ]ページのタブには、定義されているパブリックディレクトリの名前が表示されます。
LDAPサービスを組織内で使用している場合、Directoryからパブリックディレクトリにアクセスすることができます。
Directoryの[パブリックディレクトリ]ページの1 ページが、LDAPリクエスタサービスの一つに対応しており、メール宛先やそのほかの情報を検索することができます。
組織にはこのようなパブリックディレクトリを複数設けることができ、Directoryのメインウィンドウにそれぞれのページが表示されます。これらのサービスの名前はページのタブに表示されます。
組織にLDAPサービスがない場合やそのサービスを使用するのに十分な権限を持っていない場合は、Directoryのメインウィンドウに [パブリックディレクトリ] ページは表示されません。
Directoryによって、他のすべてのTeamWARE アプリケーションから検索を行うことができます。一般的によく使用するのは、メール文書の宛先の検索です。たとえば、共用ディレクトリのグループを検索して、そのグループのメンバーにメールを送ることができます。 Directory 内に必要なグループを作成しておけば、グループ間でより効率的に通信することができます。
注意
画面のフォントサイズに[大きいフォント]を使用している場合、画面の解像度が800×600以下だと、Directoryのメインウィンドウ、エントリの検索ウィンドウがすべて表示されません。
[大きいフォント]の設定にてすべての操作を実行できますが、[小さいフォント]での使用をお勧めします。