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PowerSORT V6 ユーザーズガイド

3.2.25 インデックス指定オプション(-X)

出力ファイルが富士通COBOLファイルシステムの索引ファイルの場合に、インデックスフィールドを指定します。
富士通COBOLファイルシステムの索引ファイルの場合は、インデックス指定オプション(-X)を省略できません。

記述形式

-X index-def [ ,index-def ...]

index-def

インデックスフィールドを指定します。
最初に主キーを指定し、その後に副キーを指定します。

index-def の記述形式

pos.len typ opt

pos

インデックスフィールドの位置をレコードの先頭を0としたバイト位置で指定します。

len

インデックスフィールドの長さをバイト数で指定します。

typ

インデックスフィールドのデータ形式を指定します。
指定可能なデータ形式と長さを以下に示します。

種類

データ形式

typ

長さ(バイト)

意味

文字

ASCIIコード(注1)

asc

1~254

富士通COBOLのCHARTYPE

Unicode UCS-2形式(注2)

uc2

2~254
(2の倍数)

富士通COBOLのCHARTYPE

Unicode UTF-8形式(注3)

ut8

1~254

富士通COBOLのCHARTYPE

注1) 入力コード系オプション(-q)がEBCDICコード系以外の場合に指定できます。

注2) 入力コード系オプション(-q)がEBCDICコード系以外で、環境変数LANGがCまたはUTF-8のlocale、かつ環境変数BSORT_UCS2TYPEまたはスタートアップファイルのBSORT_UCS2TYPEが指定無しまたはLITTLE_ENDIANの場合に指定できます。

注3) 入力コード系オプション(-q)がEBCDICコード系以外で、環境変数LANGがCまたはUTF-8のlocaleの場合に指定できます。

opt

インデックスフィールドの操作を指定します。
指定可能な操作を以下に示します。dとnを両方とも省略した場合は、dを指定したものとして動作します。最終セグメントには、必ずeを指定します。

opt

意味

a

昇順に並べます。

d

インデックスに重複キー指定を示します。
nとは排他関係にあります。

e

セグメントの終りを示します。

n

インデックスにユニークキー指定を示します。
dとは排他関係にあります。