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ETERNUS SF Storage Cruiser 13.3 インストールガイド

3.2 ETERNUS SF Storage Cruiserの注意事項

本製品の導入にあたっての注意事項を、以下に示します。

排他ソフトウェアについて

マネージャ、エージェント、およびクライアントには、それぞれ排他ソフトウェアがあります。各章の「排他ソフトウェア」に記載されているソフトウェアを確認して、本製品をインストールする前に、排他ソフトウェアをアンインストールしてください。

ネットワーク環境について

本製品は、Internet Protocol Version 6(以降、“IPv6”と略します)環境での動作をサポートしていません。Internet Protocol Version 4(以降、“IPv4”と略します)環境で運用してください。

なお、IPv6 と IPv4 が混在する環境では、以下の装置について本製品が通信に利用する IP アドレスを IPv4 形式に設定して運用してください。

  • 運用管理サーバ

  • 運用管理クライアント

  • 監視対象のサーバノード(エージェントをインストールしない手動組込みのサーバノードも含む)

  • 監視対象装置(手動組込み装置も含む)

Softek Storage Cruiser V1.2.2 からの移行について

Softek Storage Cruiser V1.2.2 から本製品への移行については、当社技術員に連絡してください。

Solaris 10 OS での利用について

zone を利用している場合は、本製品を global zone にインストールしてください。non-global zone にはインストールできません。

本ソフトウェアの機能は、zone を以下のように扱います。

リソースの関係管理

global zone だけを表示します。global zone と non-global zone の関係の表示方法や、non-global zone の操作方法は、Solaris 10 OS のマニュアルを参照してください。

Windows および Linux での利用について

利用するハードウェア(PRIMEQUEST を除く)では、NX bit、または XD bit を BIOS 設定で無効にしてください。NX bit、または XD bit についての BIOS 設定方法は、ハードウェアの種類により異なります。BIOS 設定の詳細については、ハードウェアベンダーにお問い合わせください。

なお、PRIMERGY BX620 S2 の場合は "NX Support"、PRIMERGY BX620 S3 および PRIMERGY BX620 S4 の場合は "Execute Disable Bit" という名称です。

仮想マシンでの利用について

本製品は、ホスト OS にインストールしてください。ゲスト OS へインストールした場合、正しく動作しません。

本ソフトウェアの機能は、ゲスト OS を以下のように扱います。

リソースの関係管理

ホスト OS の情報だけを表示します。ホスト OS とゲスト OS の関係の表示方法や、ゲスト OS の操作方法は、仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

性能管理の利用について

ETERNUS SN200 series ファイバチャネルスイッチおよび PRIMERGY BX600 ファイバーチャネルスイッチブレードの運用において、FC ポートの転送量が 4Gbps を超える場合は、性能監視の監視間隔を 5秒、10秒、30秒のどれかに設定してください。監視間隔が60秒の場合、装置から正しい性能値を取得できない可能性があります。