Interstage Application Server リファレンスマニュアル（API編）

6.1.3 CreateTypeById()

名前

　CreateTypeById

形式

　VARIANT * CreateTypeById( IDispatch* obj, string repositoryid );

機能説明

　IDLで定義されCORBAのデータ型に対応したIDispatchインタフェースを生成します。生成したインスタンスはオブジェクトとして使用でき、メンバはプロパティとして扱うことができます。objにはデータ型が定義されているCORBAのオブジェクトを指定します。repositoryidに生成したいデータ型のリポジトリIDを指定します。

復帰値

　正常終了した場合は、データ型に対応するVARIANT型へのポインタが返されます。
　異常終了した場合は、NULLが返されます。

使用例

　CreateTypeByIdをVisualBasicから使用するプログラミング例を以下に示します。

　　　// IDL
　　　interface example1 {
　　　　　typedef struct STR {
　　　　　　long a,b;
　　　　　}Foo;
　　　　　void ope ( in STR arg5 );
　　　};

　　　' VisualBasic
　　　Dim factory As object
　　　Dim ex1 As object
　　　Dim str1 As object

　　　Set factory = CreateObject( "CORBA.Factory" )
　　　Set ex1 = factory.GetObject( "example1" )
　　　Set str1 = factory.CreateTypeById ( ex1, "IDL:example1/Foo:1.0" )
　　　str1.a = 100
　　　str1.b = 104
　　　rtn = ex1.ope ( str1 )