Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
目次 索引 前ページ次ページ

第6章 OLEインタフェース> 6.1 OLE2-CORBAゲートウェイインタフェース

6.1.1 GetObject()

名前

 GetObject

形式

 VARIANT * GetObject(string object_name);

機能説明

 object_nameで指定されたCORBAのオブジェクトをネーミングサービスから検索し、検索したCORBAのオブジェクトに対応したIDispatchインタフェースに変換します。
 object_nameにはネーミングサービスに登録されている名前以外は指定できません。名前はモジ ュール名、インタフェース名の順に以下の形式で書くことができます。

復帰値

 正常終了した場合は、CORBAのオブジェクトに対応したVARIANT型へのポインタが返されます。
 異常終了した場合は、VT_NULLが返されます。

使用例

 GetObjectをVisualBasicから使用するプログラミング例を以下に示します。

  // IDL
  interface example1 {
  long op1( in long arg1 ); 
  }; 
  
  ' VisualBasic 
  Dim factory As object 
  Dim obj As object 
  Dim arg1 As long
  Dim rtn As long 
  Set factory = CreateObject( "CORBA.Factory" ) 
  Set obj = factory.GetObject( "example1" ) 
  arg1 = 100
  rtn = obj.op1( arg1 )

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007