Interstage Application Server リファレンスマニュアル（API編）

5.6.6 CORBA-CONTEXT-GET_VALUES

名前

　CORBA-CONTEXT-GET_VALUES

形式

REPOSITORY.
    CLASS         CORBA-NVLIST
    CLASS         CORBA-SYSTEMEXCEPTION

METHOD-ID.        GET_VALUES.
DATA DIVISION.
LINKAGE SECTION.
01 START_SCOPE         PIC  X  ANY  LENGTH.
01 OP_FLAGS            TYPE  CORBA-FLAGS.
01 PROP_NAME           PIC  X  ANY  LENGTH.
01 IDL-VALUES          USAGE OBJECT REFERENCE CORBA-NVLIST.
PROCEDURE DIVISION     USING    START_SCOPE
                                OP_FLAGS
                                PROP_NAME
                                IDL-VALUES
                       RAISING  CORBA-SYSTEMEXCEPTION.

機能説明

　CORBA-ORB-GET_DEFAULT_CONTEXTまたはCORBA-CONTEXT-CREATE_CHILDで獲得したコンテキストオブジェクトのオブジェクトリファレンスに対して、本関数を呼び出すことにより、Contextの属性値を獲得します。PROP_NAMEにワイルドカード文字（"*"）が指定されれば、すべての一致する属性名とその値が返されます。

　OP_FLAGSには、以下のフラグが指定できます。
　CORBA-CTX_RESTRICT_SCOPE

　探索は、START_SCOPEに指定した探索スコープ、またはContextオブジェクトに制限されます。
　START_SCOPEは、指定された属性に対する探索を始めるときのContextオブジェクトのレベルを示します。OP_FLAGSにCORBA-CTX_RESTRICT_FLAGが設定されていない場合に、指定したスコープ内で属性が見つからなければ、Contextツリーを逆上って探索が続けられます。スコープ名が省略された場合（NULL）は、指定したContextオブジェクトから探索が始められます。

復帰値

　正常終了した場合は、IDL-VALUESに属性値が設定されます。
　異常終了した場合は、CORBA-SYSTEMEXCEPTION例外が発生します。

　システム例外発生時に設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。