Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
目次 索引 前ページ次ページ

第4章 COBOLインタフェース> 4.20 ノーティフィケーションサービスインタフェース> 4.20.2 COSNOTIFYCOMMインタフェース

4.20.2.2 COSNOTIFYCOMM-STRUCTUREDPULLSUPPLIER-PULL-STRUCTURED-EVENT

名前

  COSNOTIFYCOMM-STRUCTUREDPULLSUPPLIER-PULL-STRUCTURED-EVENT

形式

  ENVIRONMENT DIVISION.
  CONFIGURATION SECTION. 
  SPECIAL-NAMES. 
  SYMBOLIC CONSTANT
  COPY SYMBOL-CONST IN CORBA. 
  . 

  DATA DIVISION. 
  WORKING-STORAGE SECTION. 
  COPY CONST IN COSEVENTCOMM. 
  COPY CONST IN CORBA.
  01 COPY NOTIFYSTRUCTUREDPROXYPULLSUP IN COSEVENTCOMM REPLACING COSNOTIFYCHANNELADMIN-STRUC001 BY OBJ.
  01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV. 
  01 RECV                 USAGE IS POINTER. 

  PROCEDURE DIVISION. 
  CALL "COSNOTIFYCOMM-STRUCTUREDPULLSUPPLIER-PULL-STRUCTURED-EVENT" USING
            OBJ
            ENV
            RECV.

機能説明

 サプライヤにSTRUCTUREDEVENT型のイベントデータを要求します。イベントデータの取り出しが可能になるか、または例外が発生するまでブロックされます。なお、イベントデータを取り出せない場合に即時復帰したい場合は、COSNOTIFYCOMM-STRUCTUREDPULLSUPPLIER-TRY-PULL-STRUCTURED-EVENT関数を使用してください。
 取り出したSTRUCTUREDEVENT型のイベントデータは、この領域が不要になった時点で、CORBA-FREE関数を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

 OBJ
 COSNOTIFYCHANNELADMIN-CONSUMERADMIN-OBTAIN-NOTIFICATION-PULL-SUPPLIER関数が返すオブジェクトリファレンス。
 ENV
 例外情報が格納される構造体。
 RECV
 サプライヤからのイベントデータ。

復帰値

 正常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-NO-EXCEPTIONが設定されます。
 異常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONまたはCORBA-USER-EXCEPTIONが設定され、ENV構造体のIDに詳細情報が設定されます。

 ユーザ例外の場合は、以下の詳細情報が設定されます。

 EX-COSEVENTCOMM-DISCONNECTED
 イベントチャネルに接続されていません。
 イベントチャネル生成時にコネクション情報を自動回収する処理を有効とした場合(esmkchnlコマンド実行時に-autodisconオプションを指定した場合)は、CORBAサービスのクライアント側無通信監視時間超過によりコネクションが切断された可能性があります。継続して通信する場合は、イベントチャネルへの接続から行ってください。

 システム例外の場合は、“メッセージ集”の“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”および“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照し、設定されたシステム例外およびマイナーコードに対する対処を行ってください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2007