Interstage Application Server リファレンスマニュアル（API編）

4.12.16 FJ-IMPLEMENTATIONREP-LOOKUP-ID

名前

　FJ-IMPLEMENTATIONREP-LOOKUP-ID

形式

 ENVIRONMENT DIVISION.
   CONFIGURATION SECTION.
   SPECIAL-NAMES.
     SYMBOLIC CONSTANT
     COPY SYMBOL-CONST IN CORBA.
     .

  DATA DIVISION.
    COPY CONST IN CORBA.
    01 COPY FJ-IMPLEMENTATIONDEF IN CORBA REPLACING FJ-IMPLEMENTATIONDEF
       BY IMPL-REP.
    01 IMPL-REPID USAGE POINTER.
    01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
    01 COPY IMPLEMENTATIONDEF IN CORBA REPLACING CORBA-IMPLEMENTATIONDEF 
       BY IMPL.

  PROCEDURE DIVISION.
    CALL " FJ-IMPLEMENTATIONREP-LOOKUP-ID" USING
        IMPL-REP
        IMPL-REPID
        ENV
        IMPL.

機能説明

　IMPL-REPIDで指定したインプリメンテーションリポジトリIDに対応するCORBA-IMPLEMENTATIONDEFオブジェクトを返します。CORBA-IMPLEMENTATIONDEFオブジェクトはOD_impl_instコマンドで登録されたサーバアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリIDです。

　本関数はオブジェクトリファレンスを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA-OBJECT-RELEASEを使用して領域を解放する必要があります。

復帰値

　正常終了した場合、IMPL-REPIDに対応するCORBA-IMPLEMENTATIONDEFオブジェクトが返されます。
　異常終了した場合、ENV構造体のMAJORにCORBA-SYSTEM-EXCEPTION、もしくはCORBA-USER-EXCEPTIONが設定されます。

　MAJORにCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが設定された場合は、IDとMINORに詳細情報が設定されます。IDとMINORの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

　MAJORにCORBA-USER-EXCEPTIONが設定された場合は、IDに詳細情報が設定されます。IDの値と意味は次のとおりです。

• IDL:FJ/NameDoesntExist:1.0
  IMPL-REPIDで指定したインプリメンテーションリポジトリIDが見つかりません。

注意事項

　FJ-IMPLEMENTATIONREP-LOOKUP-ID関数の第2パラメタにはインプリメンテーションリポジトリIDのポインタ句を指定します。