Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
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第1章 C言語インタフェース> 1.21 Interstage ディレクトリサービスインタフェース> 1.21.6 エントリの変更インタフェース

1.21.6.1 ldap_modify()

名前

 ldap_modify

形式

 #include "idldap.h"
 int  ldap_modify(
         LDAP  *ld,
         const char  *dn,
         LDAPMod  **mods );

機能説明

 この関数は、非同期型のエントリ変更処理を行います。

 非同期型検索の処理結果を受け取る場合、ldap_result()を使用します。この時、ldap_modify()の復帰値として返されたメッセージIDを指定します。詳細は、“処理結果の受取り/判定”を参照してください。

 ldapssl_init()で獲得したセションハンドルを使用している場合、SSLライブラリで発生したエラーをldapssl_error()で参照することができます。

パラメタ

 ld
 ldap_init()、またはldapssl_init()で通知された、セションハンドルを指定します。
 dn
 変更するエントリのDNのアドレスを指定します。
 mods
 LDAPMod構造体のポインタ配列のアドレスを指定します。ここで指定するポインタ配列は、最後の項目にNULLを設定しておく必要があります。各LDAPMod構造体には、属性ごとの変更情報を設定します。LDAPMod構造体の各項目に設定する値は、以下のとおりです。
modify処理におけるパラメタの構成
 modifyにおいて、以下の変更(文字列データの変更)を行う場合のパラメタの例を下図に示します。
  • mail ------------------------> 追加
  • telephoneNumber -------------> 変更
  • facsimileTelephoneNumber -----> 削除
 

 

 modifyにおいて、以下の変更(バイナリデータの変更)を行う場合のパラメタの例を下図に示します。

jpegPhoto --------------------> 追加

復帰値

 この関数は、復帰値として以下の値を返します。


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