Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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6.1.1 2種類のSMEEについて
本バージョンのInterstage Application Serverでは、SMEE3ライブラリが使用できます。
使用するSMEEライブラリにより、環境作成時に使用するコマンドが異なります。
- SMEE3 : SMEE 3.x以降のSSLライブラリ
Interstage Application Server 4.1以降に同梱されています。
UTF-8証明書が使用できます。
秘密鍵管理環境の作成と設定では、makeslot、maketokenコマンドを使用します。

- SMEE2 : SMEE 2.2.x以前のSSLライブラリ
Interstage 1.0以降に同梱されていますが、本バージョンでは使用しません。
UTF-8証明書が使用できません。
秘密鍵管理環境の作成と設定では、SMEE3のときと異なり、mkslt、mktknコマンドを使用します。
SMEE2で既に作成済の環境は、SMEE3でも利用することができます。なお、SMEE2からSMEE3環境への移行については、「証明書/鍵管理環境の移行方法」を参照してください。

Solaris10以降では使用できません。

Windows Server 2003 for Itanium-based Systemsでは使用できません。
本書では上記ライブラリをSMEE2およびSMEE3という用語で記載しています。
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