Interstage Application Server リファレンスマニュアル（API編）

1.20.5.4 ldap_compare_ext_s()

名前

　ldap_compare_ext_s

形式

　#include "idldap.h"
　int  ldap_compare_ext_s(
　        LDAP  *ld,
　        const char  *dn,
　        const char  *attr,
　        const struct berval  *bvalue,
　        LDAPControl  **serverctrls,
　        LDAPControl  **clientctrls );

機能説明

　この関数は、同期型の属性値比較処理を行います。ldap_compare_ext_s()では、文字列データとバイナリデータの比較を行うことができます。

パラメタ

　ld

　ldap_init()で通知された、セションハンドルを指定します。

　dn

　比較を行うエントリのDNのアドレスを指定します。

　attr

　比較を行う属性の名前のアドレスを指定します。

　bvalue

　比較対象のデータを設定したberval構造体のアドレスを指定します。

　serverctrls

　Smart Repositoryではサーバコントロールをサポートしていないため、このパラメタにはNULLを指定します。

　clientctrls

　本ライブラリではクライアントコントロールをサポートしていないため、このパラメタにはNULLを指定します。

復帰値

　この関数では、復帰値としてLDAPエラーコードを返します。LDAPエラーコードの値については、“メッセージ集”の“LDAPエラーコード”を参照してください。

• LDAP_COMPARE_TRUE（正常終了）の場合 ： 指定された属性に、bvalueパラメタで指定された値が含まれています。
• LDAP_COMPARE_FALSE（正常終了）の場合 ： 指定された属性に、bvalueパラメタで指定された値が含まれていません。
• 異常終了の場合 ： 上記以外のLDAPエラーコードが通知されます。