監視クライアントでNetwork Assistの監視画面表示を適切に表示するためには、Webサーバのパフォーマンスを使用環境に応じてチューニングする必要があります。
詳細については、Webサーバのマニュアルを参照してください。
注意
以下に設定例を示しますが、お客様の監視サーバのハードウェア環境に依存する内容であり、設定値等は異なりますので注意してください。
[設定例]
ハードウェア:PRIMEPOWER100(Solaris OS)
Solaris OSシステムのチューニング
1つのプロセスで一度に開くことができるファイル数を記述します。
変更ファイル:
/etc/system
記述内容:
set rlim_fd_max = 4096
set rlim_fd_cur = 1024
設定後に、監視サーバを再起動します。
Sun Java System Web Serverのチューニング(クラスタシステムを導入しない場合のみ)
監視クライアント数または監視ノード数の増大による表示処理の増大に対して最適化を行います。
Sun Java System Web Serverの管理ページでManage Serversの[Select a Server]で監視サーバを選択し、[Manage]ボタンを押下します。
Webサーバの管理ページで[Magnus Editor]ページを選択し、[Manage Magnus.conf File]ページを開きます。
[Select a Setting]コンボボックスから[Performance Settings]を選択し、[Manage]ボタンを押下します。
環境設定ページで以下の項目に値を設定し、[OK]ボタンを押下します。
リクエストスタックの数値:[ConnQueueSize]=500
サーバの起動時に作成される要求処理スレッド数:[RqThrottle]=128
[Select a Setting]コンボボックスから[Keep-Alive Settings]を選択し、[Manage]ボタンを押下します。
環境設定ページで以下の項目に値を設定し、[OK]ボタンを押下します。
HTTP Keep-Alive 接続時間の最大値:[KeepAliveTimeout]=3
HTTP Keep-Alive 接続の最大数:[MaxKeepAliveConnections]=200
チューニングの結果については、Sun Java System Web Serverのperfdump ユーティリティを使用して確認してください。