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Systemwalker Network Assist V13.2 導入手引書

3.5.3 セカンダリノードでのクラスタセットアップ(クラスタシステムへ導入する場合)

セカンダリノードでクラスタをセットアップします。

ここでは、クラスタセットアップコマンドを実行することで、クラスタの環境構築と共用資源の作成を行います。

なお、共用ディスクのマウント処理は、クラスタセットアップコマンドで行っていますので、特に必要ありません。

注意

プライマリノードと同一の設定内容にしてください。

  1. 以下のコマンドを実行します。

    Network Assistインストールディレクトリ/FJSVneta/tools/netaclt -k Secondary  -m マウントポイント -i 引継ぎIPアドレス
    • [マウントポイント]

      切り換えディスク上に設定したNetwork Assistが共用資源を格納するためのパーティションを指定します。

    • [引継ぎIPアドレス]

      クラスタシステムの引継ぎIPアドレス

  2. 以下の応答処理により、Network Assist管理者用アカウントの設定を行います。

    Network Assist管理者用アカウントは、Network Assistをインストールするそれぞれのサーバで作成しておく必要があります。システム管理者(スーパ・ユーザー)の権限は必要ありません。

    ログイン名/パスワード共に設定可能最大文字数は半角64文字です。“_”(アンダーバー)、“-”(ハイフン) 、"@"(アットマーク)以外の記号の設定はできません。

    注意

    1. 入力したパスワードは、ディスプレイには何も表示されません。

    2. 保守管理者名とパスワードはプライマリノードとセカンダリノードで同一のものを設定してください。