ポイント
Network Assistインストール前にWebサーバのインストールをしていた場合、この設定はNetwork Assistインストール中に行われますので、設定の必要はありません。
Webサーバの設定について説明します。
Network Assistが登録されているWebサイト(デフォルトでは「既定のWebサイト」)に対する識別パラメータが以下のとおり設定されているか確認し、設定されていない場合には設定してください。
IPアドレス:(未使用の IP アドレスすべて) TCPポート:80
参照
詳細はIISのヘルプを参照してください。
Network Assist配下のディレクトリが以下のとおり設定されているか確認し、設定されていない場合には設定してください。
ディレクトリ | エイリアス | 属性 | 認証 |
---|---|---|---|
wwwroot | NetworkAssist | R | 匿名 |
auth | NetworkAssist¥auth | RWX | 基本 |
cgi-bin | NetworkAssist¥cgi-bin | RWX | 匿名 |
form | NetworkAssist¥form | RW | 匿名 |
help | NetworkAssist¥help | R | 匿名 |
image | NetworkAssist¥image | R | 匿名 |
java | NetworkAssist¥java | R | 匿名 |
manual | NetworkAssist¥manual | R | 匿名 |
node | NetworkAssist¥node | R | 匿名 |
poll | NetworkAssist¥poll | R | 匿名 |
参考
Windows(R) 2000/ Windows Server(R) 2003の場合
属性の“R”は[読み取り]、“W”は[書き込み]、“X”は[スクリプトおよび実行可能ファイル]を示します。
“X”のないディレクトリは実行アクセス権として[スクリプトのみ]を選択します。
認証の“匿名”は[匿名アクセス]を示します。匿名ユーザーアカウントのユーザ名はインターネットユーザーになっていることを確認してください。
“基本”は[基本認証]を示します。
参照
Webサーバの設定方法の詳細についてはIISのヘルプを参照してください。
タイムアウトの設定
Webサーバのタイムアウトを設定します。Webサーバのタイムアウトの算出式は以下のとおりです。
Webサーバタイムアウト ≧ (手動情報取得タイマーリトライアウト回数+2)×手動情報取得タイマータイムアウト
手動情報収集タイマーはNetwork Assist保守マネージャで設定できます。詳細はSystemwalker Network Assist操作手引書を参照してください。
手動情報収集タイマーの初期値を以下に示します。
手動情報収集タイマーリトライアウト回数 | 0回 |
手動情報収集タイマータイムアウト | 20秒 |
(Windows Server(R) 2003の場合のみ)
Webサービス拡張の設定
デフォルトでは、CGIの動作が制限されています。IISマネージャを起動し、Webサービス拡張を選択して、以下のとおり設定されているか確認し、設定されていない場合には設定してください。
Webサービス拡張 | 状態 |
すべての不明なCGI拡張 | 許可 |
Mimeの設定
Mimeの設定種類が、以下のとおり設定されているか確認し、設定されていない場合には設定してください。
拡張 | MIMEの種類 |
.sta | text/plain |
ポイント
上記設定を反映するには、IISの再起動が必要になります。
参照
Webサーバの設定方法の詳細についてはIISのヘルプを参照してください。