ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.3 -Solaris-
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付録A バックアップ/リストアの前後処理

A.3 リストアの前後処理

AdvancedCopy Managerでのリストアは、業務ボリュームがアンマウントされた状態で処理を行う必要があります。

そのため、通常、前処理では、業務ボリューム名からそのボリュームのマウント状態を獲得し、次の処理を行います。

[表: 業務ボリュームに対する前処理]

業務ボリュームの状態

前処理

マウントされている

業務ボリュームをアンマウントします。

アンマウントされている

何も処理しません。

後処理は、前処理で行った処理によって何をするのかを判断します。

[表: リストアの前後処理]

前処理

後処理

業務ボリュームをアンマウントした。

業務ボリュームをマウントし直します。

何も処理しなかった。

何も処理しません。

この他にも、特殊な前後処理が必要な場合は、シェルスクリプトに処理を追加する必要があります。

シェルスクリプトをカスタマイズする場合、エラーコードは以下の規約に従ってください。

[表: エラーコードの規約]

エラーコード

用途

0-99

使用不可(AdvancedCopy Managerが予約)

100-255

使用可能

後処理に失敗した場合は、資源情報の整合性が不完全になっている可能性がありますので、資源整合コマンド(swstsrsemtch)を実施してください。

下へA.3.1 リストア実行時の前処理
下へA.3.2 リストア実行時の後処理
下へA.3.3 シェルスクリプトのカスタマイズ

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