ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.3 - Microsoft(R) Windows(R) 2000 -,- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 -, - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 -
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第5章 バックアップ運用(Symfoware)> 5.2 運用設計

5.2.1 Symfowareデータベースのバックアップ運用設計

Symfoware Serverのマニュアルを参考にして設計を行ってください。

ただし、データベーススペースの配置については以下の制限事項を守って設計を行ってください。

■ローデバイス上のデータベーススペース

ローデバイス上にデータベーススペースを配置する場合、AdvancedCopy Manager のコピー単位(ボリューム単位)と、データベーススペース領域は一致するので特に考慮する点はありません。

ローデバイス上にデータベーススペースを作成する方法については、『Symfoware Server RDB運用ガイド(データベース定義編)』を参照してください。

AdvancedCopy Managerでバックアップを行う場合、RDBシステム名、ロググループ名に2バイト以上のコード(ひらがな、漢字など)を使用することはできません。

■ファイルシステム上のデータベーススペース

AdvancedCopy Managerは、ボリューム(パーティション)単位でコピー処理を実施します。そのためデータベーススペースファイルは1ボリューム(パーティション)につき1ファイルとする必要があります。ボリュームにドライブ文字を割り当て、パーティションスペースいっぱいにデータベーススペースファイルを1つだけ作成してください。

ファイルシステム上にデータベーススペースを作成する方法については、『Symfoware Server RDB運用ガイド』および『Symfoware(R) Server SQLリファレンス』を参照してください。

[図: ファイルシステム上のデータベーススペース]

データベーススペースを配置したボリュームには、対象となるデータベーススペースファイル以外のファイルは配置しないでください。

1つのボリュームに複数のデータベーススペースファイルを作成した場合、データベーススペースの情報は取得されません。

AdvancedCopy Managerでバックアップを行う場合、RDBシステム名、ロググループ名に2バイト以上のコード(ひらがな、漢字など)を使用することはできません。

ファイルシステム上にデータベーススペースを配置したバックアップ運用を行う場合は、Symfoware Server Advanced Backup Controller 9.0以降が必要です。

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