ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.3 - Microsoft(R) Windows(R) 2000 -,- Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 -, - Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 -
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第1章 AdvancedCopy Managerの概要> 1.3 AdvancedCopy Managerの機能概要

1.3.2 レプリケーション機能とは

AdvancedCopy Managerのレプリケーション機能は、富士通ストレージシステム ETERNUSのアドバンスト・コピー機能を使用してレプリケーションの運用管理を実現します。

これにより、以下のレプリケーション運用が可能になります。

■高速レプリケーション運用

ディスクアレイ装置のアドバンスト・コピー機能(OPC/EC機能)を使用して、ボリューム容量にかかわらず、高速にボリューム間レプリケーション(複製)を行います。そのため、レプリケーションのための業務停止時間を大幅に短縮できます。

バックアップ機能と異なり、履歴管理が無く、一時バックアップに適しています。また、ECを利用したレプリケーションでは、アドバンスト・コピー機能による更新差分コピーを行うため、より高速なレプリケーションが可能です。

■整合性回復機能

システムダウンなどの障害によりAdvancedCopy Managerのレプリケーション管理情報に不整合が発生した場合、整合の取れる状態に復旧します。

■バックアップ運用との主な違い

バックアップ運用ではポリシー管理、履歴管理が可能ですが、レプリケーション運用にはありません。

レプリケーション運用では2つのボリューム間でのレプリケーション(複製)が可能です。


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