Interstage Portalworks 管理者ガイド
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B.8 ActiveXコントロール実行時の注意事項
ActiveXコントロールが実行されるときの注意事項について説明します。
■ActiveXコントロールについて
本製品では、ActiveXコントロールに対し、デジタル署名して出荷しています。
デジタル署名されたActiveXコントロールをダウンロードする際、「セキュリティの警告」画面が表示されます。この画面から、デジタル署名のタイムスタンプの日時、および、使用した証明書の有効期限が確認できます。
Windowsでは、ActiveXコントロールをダウンロードする際、AdministratorまたはPowerUserのアカウントでWindowsにログオンしておく必要があります。
また、Windows VistaでMicrosoft(R) Internet Explorer 7.0を使用する場合は、「セキュリティの警告」画面が表示される前に、「続行するにはあなたの権限が必要です。」のメッセージが表示されます。この場合、「続行」をクリックしてください。
■Microsoft(R) Internet Explorerのセキュリティレベルについて
- Microsoft(R) Internet Explorer 7.0より前の場合
各利用者のMicrosoft(R) Internet Explorerのセキュリティレベルを、インターネットゾーンに対しては「中」、イントラネットゾーンに対しては「中低」に設定することを推奨します(信頼済みサイトに関してはこの限りではありません)。もしくは、以下のような設定を推奨します。
- 「ActiveXコントロールとプラグインの実行」を「ダイアログを表示する」とする。
- 「スクリプトを実行しても安全だとマークされていないActiveXコントロールの初期化とスクリプトの実行」を「無効にする」とする。
- 「署名済みActiveXコントロールのダウンロード」を「ダイアログを表示する」とする。
- 「未署名のActiveXコントロールのダウンロード」を「無効にする」とする。
- Microsoft(R) Internet Explorer 7.0 の場合
各利用者のMicrosoft(R) Internet Explorerのセキュリティレベルを、インターネットゾーンに対しては「中高」、ローカルイントラネットゾーンに対しては「中低」に設定することを推奨します (信頼済みサイトに関してはこの限りではありません)。もしくは、以下のような設定を推奨します。
- 「ActiveXコントロールとプラグインの実行」を「ダイアログを表示する」とする。
- 「スクリプトを実行しても安全だとマークされていないActiveXコントロールの初期化とスクリプトの実行」を「無効にする」とする。
- 「スクリプトを実行しても安全だとマークされているActiveXコントロールのスクリプトの実行」を「ダイアログを表示する」とする。
- 「署名されたActiveXコントロールのダウンロード」を「ダイアログを表示する」とする。
- 「未署名のActiveXコントロールのダウンロード」を「無効にする」とする。

Windows 2003の「Internet Explorerセキュリティ強化の構成」が有効な場合、Microsoft(R) Internet Explorerのインターネットゾーンのデフォルトのセキュリティレベルは「高」となっており、ActiveXコントロールは使用できません。そのため、このゾーンではPortalworksのActiveXコントロールを利用した機能は利用できませんが、セキュリティの観点から、インターネットゾーンのセキュリティレベルは変更しないことを推奨します。 |
■スクリプト実行プラグインについて
Microsoft(R) Internet Explorerを利用するパソコンにはスクリプト実行プラグインが登録されます。一度登録されたプラグインはブラウザを終了してもパソコンに登録されたままとなります。登録されていてもパソコンの動作に影響を及ぼすことはありませんが、プラグインの登録を解除する場合は、次の手順で行ってください。
- Microsoft(R) Internet Explorer 7.0より前の場合
Microsoft(R) Internet Explorerの[インターネットオプション]→インターネット一時ファイル[設定]→[オブジェクトの表示]を開いて、「PwIeAuthCtl Class」、「PwIeCtl Class」、「PwAppCtlImpl Class」のうち、存在するものを削除してください。
- Microsoft(R) Internet Explorer 7.0 の場合
Microsoft(R) Internet Explorerの[アドオンの管理]→[アドオンを有効または無効にする]→[表示]プルダウンメニューから[ダウンロードされたActiveXコントロール(32ビット)]を選択→表示された名前の中から、「PwIeAuthCtl Class」、「PwIeCtl Class」、「PwAppCtlImpl Class」のうち、存在するものを削除してください。
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