Interstage Portalworks 管理者ガイド
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付録A 運用管理ツール> A.5 負荷分散用サービス定義情報設定簡易化ツール

A.5.1 ツールの実行

このツールの機能は、定義情報を集約することと、その集約された情報を復元することです。ツールを実行する手順を以下に示します。

【コマンド名】

【集約】

【復元】

【引数】

【集約】

【復元】

【コマンドの実行】

集約時の操作

  1. 配付元のサーバ(マスタサーバ)の運用管理でサービスの情報を設定します。
  2. サーブレットを停止します(“サーブレットの起動と停止”を参照)。
  3. 配付元のサーバ上で以下のコマンドをコマンドラインから実行します。
  4. 集約したファイルが以下に作成されます。ファイル名は“YYYYMMDDhhmmss.zip”です。「YYYYMMDDhhmmss」はバックアップを実行した時間です。「YYYY」は西暦、「MM」は月、「DD」は日、「hh」は時間、「mm」は分、「ss」は秒です。
  5. サーブレットを起動します(“サーブレットの起動と停止”を参照)。
  6. 集約したファイルを外部記憶媒体に保存します。

復元時の操作

  1. 保存したファイルを外部記憶媒体より、復元先のサーバの任意のフォルダにコピーします。
  2. サーブレットを停止します(“サーブレットの起動と停止”を参照)。
  3. 復元先のサーバ上で以下のコマンドをコマンドラインから実行します。
  4. コマンドの実行終了後、サーブレットを起動します(“サーブレットの起動と停止”を参照)。


復元作業を行うと、復元コマンド実行前の情報が以下のフォルダ配下に保存されます。


  • [Portalworksインストールフォルダ]\WEB-INF\backup\(復元コマンド実行時刻) 配下

  • /opt/FJSVispw/WEB-INF/backup/(復元コマンド実行時刻) 配下


コマンド操作を誤り、環境の復元に失敗した場合は、これらのファイルを上書きコピーなどで復元して、コマンドを使用する前の環境に戻してから、再度実施してください。


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