Interstage Portalworks 管理者ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第11章 Portalworksの運用保守> 11.1 動作環境の設定

11.1.4 HTTPSの設定

HTTPS通信を行う場合、サーバ側に接続先のCA証明書パスが必要な場合があります。その場合、CA証明書を取得し、CA証明書を格納したフォルダを指定する必要があります。

CA証明書は、接続先のサーバの管理者に証明書の発行を依頼し、「*.cer」形式(DERバイナリエンコード形式)で提供してもらいます。

なお、必要なCA証明書がない場合には、利用時に警告画面が出力されます。

標準では、以下のフォルダが設定されています。

CA証明書の格納先フォルダの変更を行う場合は、以下の操作で行います。

操作

  1. 運用管理コンソールを起動します。
    運用管理コンソールの起動方法については、“1.4.3 運用管理機能(運用管理コンソール)の起動”を参照してください。
  2. 運用管理コンソールの[システム全般 - HTTPS設定]をクリックします。
    ⇒[HTTPS設定]画面が表示されます。
  3. CA証明書へのパスを指定し、[設定]ボタンをクリックします。

  • CA証明書パスを変更した場合はPortalworksの再起動が必要です。また、CA証明書を格納、入れ替え、または削除した場合もPortalworksの再起動が必要です。
  • 必要なCA証明書がない場合は、利用時に警告画面が表示されますが、参照しているコンテンツ内に、別のCA証明書を必要とするコンテンツ(画像など)が含まれている場合は、正しく表示されない場合があります。この場合は、CA証明書の格納先フォルダに必要なCA証明書を格納し、Portalworksを再起動してください。その後、引き続き正しく表示されない場合は、コンテンツの内容が不完全な状態でブラウザにキャッシュされていることが考えられますので、ブラウザのキャッシュ(一時ファイル)を削除してください。

目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2008 FUJITSU LIMITED