R/3 スケジュールジョブは、以下の3 種類の方法によって監視します。
実行状態の監視とは、R/3 スケジュールジョブの実行状態を監視することです。R/3 スケジュールジョブの実行状態を監視することで、R/3 システムジョブの実行状態を間接的に監視できます。
ジョブネットの起動時刻とジョブの実行時間の監視とは、以下の内容について監視することです。
R/3 スケジュールジョブを登録したジョブネットが予定した時刻に起動しているか
R/3 スケジュールジョブが予想した実行時間内で終了しているか
実行結果の確認とは、R/3 スケジュールジョブの実行結果を確認することです。R/3 スケジュールジョブの実行結果には、R/3 システムジョブの実行結果が表示されます。
R/3 スケジュールジョブの監視方法は、Systemwalker Operation Manager の他のジョブの監視方法と同じです。詳しくは、 “Systemwalker Operation Manager 使用手引書”のスケジュールジョブの監視に関する説明を参照してください。
注意
Systemwalker Operation Manager サーバがシステムダウンした場合について
Systemwalker Operation Manager サーバがダウンした場合でも、SAP R/3 システムに投入済のR/3 システムジョブは実行されます。ただし、R/3 システムジョブの投入元であるR/3 スケジュールジョブに後続するジョブがある場合、そのジョブはR/3 システムジョブが終了しても起動されません。
この場合、SAPGUI を使ってR/3 システムジョブの終了と実行結果を直接確認し、必要に応じて、後続のR/3 スケジュールジョブを手動で実行してください。SAPGUI の使い方については、SAP R/3 のドキュメントを参照してください。