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Systemwalker Operation Manager  Systemwalker for ERPパッケージジョブ連携ガイド SAP R/3編

3.1 SAP R/3 ジョブ連携のインストール

SAP R/3 ジョブ連携は、Systemwalker Operation Manager サーバに導入します。

「SAP R/3 ジョブ連携」と「SAP R/3」は異なるマシンでも導入できます。

インストール環境やインストール手順は、プラットフォームによって異なります。詳細は、各プラットフォーム別に提供されているインストールガイドを参照してください。

旧製品が導入されている場合

旧製品である「Systemwalker for R/3 ジョブ連携 V5.0L10/V5.0」が導入されている場合、本製品「Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携」の「SAP R/3 ジョブ連携」をインストールするには、旧製品のアンインストールが必要です。

旧製品からのアップグレードインストールはできません。また、旧製品と本製品とを混在させることはできません。

Solaris、Windowsの場合でシステム環境を引き継ぎたい場合は、旧製品の「セション開設用情報ファイル」は以下の手順で本製品に引き継ぐことができます。旧製品をアンインストールする前に、「セション開設用情報ファイル」を退避し、本製品をインストールした後に復元してください。

手順を以下に示します。

Solarisの場合

  1. セション開設用情報ファイルを退避します。

    # cd /etc/mjes/r3  <Return>
    # cp -p r3passswd 退避用ディレクトリ  <Return>

  2. 旧製品をアンインストールします。

  3. 本製品をインストールします。

  4. セション開設用情報ファイルを復元します。

    # cp -p 退避用ディレクトリ/r3passwd /etc/mjes/r3/r3passwd <Return>

Windowsの場合

  1. セション開設用情報ファイルを退避します。

    # CD /D %Operation Managerインストールディレクトリ%¥mpmjessv¥R3¥r3passwd  <Return>
    # COPY r3passwd 退避用ディレクトリ <Return>

  2. 旧製品をアンインストールします。

  3. 本製品をインストールします。

  4. セション開設用情報ファイルを復元します。

    # COPY 退避用ディレクトリ¥r3passwd %Operation Managerインストールディレクトリ%¥mpmjessv¥R3¥r3passwd  <Return>