SAP R/3 ジョブ連携を導入すると、SAP R/3 システムのジョブをさまざまな条件で起動することができます。このため、きめ細かなジョブ運用が可能になります。代表的な起動条件を以下に示します。
システムの電源が投入されたときに起動
定期的に起動したり、特定の日時に起動
複数の先行ジョブが終了したときに起動
先行ジョブの終了条件により次に起動するジョブを選択して起動
ファイルやメールを受信したときに起動
メッセージやイベントログが出力されたときに起動
さまざまな条件でSAP R/3 ジョブを計画的に自動起動することにより、手動操作によるオペレーションミスを防止できます。
参考
例えば、以下のような使い方が考えられます。
電源投入時に在庫確認用のジョブを起動し、在庫が一定以下なら発注用のジョブを起動する。
各部署から決算書が全部送られてきたら、会社全体の報告書を作成する。