ジョブスケジューラのスケジュール情報は、データベースディレクトリ(jobdb)配下にファイル(プロジェクト名.jsp、プロジェクト名.dbx、プロジェクト名.grp)として保存されますが、プロジェクトに対するセキュリティ情報はACLマネージャの内部データとしてファイルに保存されます。
このため、他サーバに登録してあるスケジュール情報を複写する場合には、以下の手順によりセキュリティ情報も一緒に複写してください。
mkbatコマンドを使用して、acldata.batファイルを作成します。
mkbat -f acldata.bat -j |
作成したacldata.batファイルを他方のノードに複写します。
複写先サーバで、acldata.batファイルに実行権を付けて実行します。
ただし、複写元サーバと複写先サーバでユーザアカウント情報が異なる場合は、プロジェクトに対するセキュリティ情報を、上記の方法で一緒に複写して利用することはできません。このような場合は、複写先サーバ上で次の作業をしてください。
[所有者の変更]ウィンドウで存在するユーザに変更します。
[アクセス権設定]ウィンドウでアクセス権を設定し直します。