ジョブネットおよびジョブネット内の各ジョブの状態を残したまま、ジョブのプロパティ情報を一時的に変更できます。一時的に変更した情報は、ジョブネットの“再起動”操作を実行した場合にのみ有効であり、ジョブネットの“起動”操作を行うと全ジョブネット内の一時変更情報がクリアされます。ジョブネットが、実行中または警告状態のときは、ジョブの一時変更はできません。
ジョブをリカバリ操作する場合にも利用できます。
変更する方法について説明します。
変更可能なジョブのプロパティ情報
一時的に変更できる項目は、以下のとおりです。
[監視-ジョブ]ウィンドウ-[基本情報]シートの、[正常終了コード上限値]/[終了コードに関わらず正常]/[標準出力/エラー出力を保存しない]
[監視-ジョブ]ウィンドウ-[制御情報]シートの、[再起動ポイント]/[次の再起動のみ無効]/[元のジョブ再起動]/[起動条件]
[監視-ジョブ]ウィンドウ-[詳細情報]シートの[実行予測時間]
操作手順
操作手順は、以下のとおりです。
[監視-ジョブ]ウィンドウの表示
以下のいずれかの方法で、[監視-ジョブ]ウィンドウを表示します。
一時変更したいジョブを選択した後、[ファイル]メニューから、[プロパティ]を選択します。
一時変更したいジョブを選択し、右クリックによるポップアップメニューから[プロパティ]を選択します。
一時変更したいジョブをダブルクリックします。
ジョブの一時変更
[監視-ジョブ]ウィンドウ-[基本情報]シート、[制御情報]シートおよび[詳細情報]シートを使って、ジョブの情報を変更します。
ポイント
一時変更したジョブのプロパティ情報について
一時変更したジョブのプロパティ情報は、ジョブネットの“起動”操作を行うとリセットされます。ジョブのプロパティ情報が置き換わるわけではありません。ジョブネットおよびジョブネット内の各ジョブの状態を残したまま、ジョブのプロパティ情報を変更したい場合は、ジョブのリカバリ変更を実施してください。詳細は、“4.4.8 ジョブ情報をリカバリ変更する”を参照してください。
ポイント
ジョブの一時変更に必要な権限
ジョブの一時変更に必要な権限は、操作権または更新権です。