ジョブネット情報(基本情報/メッセージ情報/起動日情報/カレンダ情報/運用期間情報)は、必要に応じて変更することができます。変更できるジョブネット情報について説明します。なお、ジョブネット情報を変更する方法、および注意事項は、“4.2.4 ジョブネット情報を設定する”を参照してください。
基本情報
ジョブネット名称、起動条件(起動条件なし/時刻起動/間隔起動/サーバ起動時に起動/メッセージ事象発生時のみ起動)、およびジョブネット中のジョブを投入するホスト名など、ジョブネットの基本情報を変更します。
ジョブネット名は、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[基本情報]シートでは変更できません。ジョブネット名を変更したい場合は、ジョブネットの複写で別の名前を付けて保存し、複写元のジョブネットを削除してください。
子ジョブネットの場合は、起動条件を[なし]以外に変更することはできません。
メッセージ情報
ジョブネットの起動契機として待ち合わせるメッセージ事象(jobschmsgeventコマンドを使って発生させます)を追加/削除します。また、メッセージ事象が発生した場合のジョブネットの起動条件も変更します。
起動日情報
ジョブネットの基本的な起動スケジュール(起動日)を変更します。起動日は以下の2つの方法によって設定されているので、変更する場合はそれぞれの方法で再設定してください。
[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[起動日]シートを使って変更します。
[起動日]ウィンドウを使って変更(微調整)します。
カレンダ情報
利用するカレンダの選択、および起動日が休日と重なった場合の取り扱いを変更します。
運用期間情報
ジョブネットを運用する期間、および運用しない期間を変更します。
注意
起動条件を[なし]に変更する場合について
起動条件がすでに設定されている状態で、起動条件に[なし]を指定すると、[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[メッセージ]シートで設定済の内容がすべて消去されます。接続先のサーバがSystemwalker Operation Manager V12.0L11/V12.1以前のバージョンの場合、[メッセージ]/[起動日]/[カレンダ]/[運用期間]の各シートの内容が消去されます。
注意
起動時刻の変更について
ジョブネットの起動時刻を変更した場合、発生済みのメッセージ事象はすべてクリアされます。そのため、メッセージ事象発生後にジョブネットの起動時刻を変更した場合は、再度メッセージ事象を発生させる必要があります。
注意
起動予定日時を過ぎた場合のジョブネット情報の変更について
起動予定日時を過ぎても起動条件がそろわず、起動されていないジョブネットに対してジョブネット情報の変更を行った場合、ジョブネットは再スケジュールされ、次回の起動予定日時が設定されます。(前回の起動予定日時は破棄されます)
起動予定日時を過ぎても起動条件がそろわず、起動されていないグループ内ジョブネットに対してジョブネット情報の変更を行った場合、グループも再スケジュールされ、次回の起動予定日時が設定されます。(前回の起動予定日時は破棄されます)
注意
異常終了したジョブネットの情報を変更した場合について
[ジョブネットの変更]ウィンドウで各種の情報を変更した場合、ジョブの状態はすべて実行待ちになります。そのため、ジョブネットの再起動を行うと、先頭のジョブから起動されることになります。
注意
[起動日]/[カレンダ]/[運用期間]シートの情報を変更した場合について
反映開始日が設定されたカレンダを引用するジョブネットについて、反映開始日前に[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウで、[起動日]/[カレンダ]/[運用期間]シートの情報を変更した場合は、[カレンダの保存]ウィンドウで設定した反映開始日は無効になり、[ジョブネットのプロパティ]で変更した情報が有効になります。
また、変更対象が基準ジョブネットである場合、この起動日を引用しているすべてのジョブネットについても、上記の影響を受けます。