Systemwalker Operation Managerでは、すでに運用中のサーバから以下の情報を抽出し、任意のサーバに配付することができます。
Systemwalker Operation Managerの環境定義情報
Systemwalker Operation Managerの登録情報
以降、これらの情報をまとめてポリシー情報と呼びます。
ポリシー情報を抽出・配付することにより、すでに運用中のサーバと同じ運用環境を他のサーバ上にも構築することができます。
なお、この運用は、管理者権限を持つユーザだけが行うことができます。
また、ポリシー情報の抽出・配付は、Systemwalker Operation Managerが提供する機能単位に行うことができますが、それぞれの機能単位の一部(例えば特定のカレンダや特定の出口など)を選択して抽出・配付することはできません。
Systemwalker Operation Managerを使って抽出・配付できる、上記2つのポリシー情報の内容を以下に示します。
Systemwalker Operation Managerの環境定義情報
監視ホスト情報
アクション管理で定義したアクションの実行環境情報【Windows版】
ジョブスケジューラで定義した起動パラメタ/メッセージテーブル【Windows版】/監視許可ホストに関する情報
ジョブ実行制御で定義した運用情報/ジョブ所有者【Windows版】/信頼ホストに関する情報
実行ユーザ制限リストで定義したユーザ情報【UNIX版】
スケジュール分散機能の環境設定に関する情報
Systemwalker Operation Managerの登録情報
Operation Managerユーザ情報【UNIX版】
カレンダ情報および電源制御情報
サービス・アプリケーション起動情報(注1)
監視イベント・実行アクション情報【Windows版】
ジョブスケジューラで登録したスケジュール/起動日雛形/出口ファイルに関する情報
ジョブフォルダ情報
スケジュール分散機能のマスタ情報
注1)サービス起動は接続先のサーバがWindowsの場合のみとなります。
ポリシー情報を抽出・配付する方法については、“Systemwalker Operation Manager 導入手引書”を参照してください。
スケジュール分散機能のポリシー情報を抽出・配付する方法については、“スケジュール分散機能説明書”を参照してください。