システムダウンや停電(運用中の電源断を含む)などによりシステムが停止した場合でも、投入されているジョブは消去されずに保証されます。
システム停止時のジョブの状態によって以下のように処理されます。
ジョブは保存され、ジョブ実行制御サービス/デーモンの再起動後に実行されます。
ただし、スケジュールジョブの場合は、キューイング情報が消去され、再実行されません。これは、ジョブネットとしての処理が完結していないため、後続ジョブが再実行されるのを防止するためです。
システム再起動後は、ジョブネットの再起動など、ジョブネットに対するリカバリ操作のみを行ってください。
再実行するよう指定してあるジョブは保存され、ジョブ実行制御サービス/デーモン再起動時にジョブの先頭から再実行されます。
再実行指定していないジョブまたはスケジュールジョブの場合は、そのキューイング情報が消去されるため再実行はされません。
環境変数について
ジョブ実行制御は、ジョブを起動する前に、以下に示す環境変数に値を設定します。先行ジョブの種類や終了コードなどの違いにより後続ジョブの処理を変更したいような場合には、これらの環境変数の値を利用してください。
ジョブ番号について
ジョブ番号は、1から99999の番号をサイクリックに使用します。
ジョブ実行制御で管理できるジョブの最大数は、99999です。