20.1 イベントログの内容

本節では、イベントログに出力されるコンポーネントごとのソース名およびイベントの内容について説明します。イベントログに出力されたメッセージの意味については、“Systemwalker Operation Manager メッセージ説明書”を参照してください。

ソース名

ソース名は、コンポーネントごとに異なり、利用者はソース名によって、どのコンポーネントが出力したイベントなのか識別することができます。

イベントの内容

各コンポーネントが出力するイベントの内容について、コンポーネント名とそれぞれのソース名、分類およびイベントの内容を対応させて、以下の表に示します。

コンポーネント名	ソース名	分類	説明
カレンダ	MpJmCal	クライアント	クライアントからの要求処理中に出力するメッセージです。
		サービス	サービスの処理中に出力するメッセージです。
		API	APIの処理中に出力するメッセージです。
電源制御／サービス・アプリケーション起動	MpAosfP	電源制御	電源制御サービスが電源制御処理をするときに、出力するメッセージです。
		サービス制御	サービス・アプリケーション起動サービスが出力する、サービス、アプリケーションの制御などについてのメッセージです。
		MS-Mail送信サーバ	自動アクションのMS-Mailを送信する場合に必要となる、MS-Mail送信サーバが出力するメッセージです。
ジョブスケジューラ	MpJobsch (注1)	サービス	ジョブスケジューラサービスが出力する情報やエラーなどのメッセージです。
		ジョブネット	ジョブネットの実行状況です。(注2)
		コマンド	jobschmsgeventコマンドが出力するイベントです。
ジョブ実行制御	MpMjes (注1)	サービス	ジョブ実行制御サービスが出力する情報やエラーなどのメッセージです。
		初期化文解析	初期化ファイル内に記述されている初期化文の解析によって検出された、初期化文の誤りやエラーのメッセージです。
		ジョブ	ジョブの警告メッセージです。
イベント監視／アクション管理	MpAosfB	―	イベント監視およびアクション管理が出力するメッセージです。
業務連携	mpnjsosv	―	業務連携サービスが出力する情報やエラーなどのメッセージです。
Systemwalker Operation Manager 基盤	MpJmSrv	サービス	Systemwalker Operation Manager基盤サービスが出力する情報やエラーなどのメッセージです。
ACLマネージャ	ACL Manager	サービス	ACLマネージャサービスが出力する情報やエラーなどのメッセージです。

注1): 複数サブシステム運用を行っている場合、各ソース名にサブシステム番号(1～9)が付加されます。なお、サブシステム番号が0の場合、番号は付加されません。例：MpJobsch2, MpMjes8 など

注2): 実行状況のイベントを出力するかどうかは、[イベント出力の詳細設定]ウィンドウで設定できます。