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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

18.9 サポート外のショートメールのメッセージ変換用出口【Windows版】

ショートメールへメッセージを送信するとき、メッセージテキストをコードに変換する必要があります。

Systemwalker Operation Managerが標準でサポートしていない会社のショートメールを使用する場合、メッセージを変換する出口(DLL)をあらかじめ用意する必要があります。

作成したDLLは、DLL名を“f3crhxpc.dll”とし、Systemwalkerをインストールしたディレクトリ配下の“MpWalker¥bin”に格納してください。

出口プログラムとのインタフェース

メッセージを変換する関数は以下の形式で呼び出されます。

int f3crhx_convert(char *Msg_Text,char *MsgNo,int MsgNoSize,char *Vender)

Msg_Text  : ショートメールへ送信する文字(変換するメッセージテキストの文字列)
            が設定されているアドレスが設定されています。
MsgNo      : 変換結果を格納する領域が用意されています。出口で指定してください。
              Msg_Textに格納されている文字をダイアルする番号の文字列に変換して指定
              してください。MsgNoSize に設定された長さの範囲で指定し、文字列の終わ
              りには’¥0’を指定してください。
MsgNoSize  : 変換結果を格納する領域(MsgNo)のサイズが設定されています。
Vender      : ショートメール会社名が設定されています。

復帰コード

メッセージの変換結果を関数の復帰コードにより通知してください。

正常終了:

0以上の整数を通知します。ショートメールの送信を行います。

異常終了:

0未満の整数を通知します。ショートメールの送信は行われません。

注意事項

プログラム例

サポート外のショートメールのメッセージ変換用出口のプログラム例を以下に示します。


int f3crhx_convert(char *MsgText,char *MsgNo,int MsgNoSize,char *Vender) 
{
    int i ; 
    int NoLen = 0 ; 

    if ( strcmp(Vender,"ven01") != 0 )  {      //  サポート外の会社
        return -1 ; 
    }

    //  メッセージ変換処理
    for ( i = 0 ; i < strlen(MsgText) ; i++ ) {
        /* MsgNoに変換結果を格納する */ 
        /* NoLenには、MsgNo に格納した文字列の数を格納する */ 
    }
    MsgNo[NoLen] = '¥0' ;                     //  終端コードの設定

    return 0 ;                                //  正常終了
}