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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

15.2.6 dprty文

記述形式

dprty exec文に指定したプログラムの実行優先度

機能説明

ジョブ実行優先度を指定します。

オペランド

exec文に指定したプログラムの実行優先度

【Windows版】

exec文に指定したプログラムのスレッドの優先度を、0~4の数値で指定します。

値が大きいほどスレッドの優先度が高くなります。

指定できる0~4の値は、以下に示す意味を持ちます。

qsubコマンドで-dpオプションが指定された場合、-dpオプションで指定した実行優先度が有効になります。

指定値

優先順位クラス

スレッドの優先順位

4

NORMAL

HIGHEST

3

NORMAL

ABOVE_NORMAL

2

NORMAL

NORMAL

1

NORMAL

BELOW_NORMAL

0

NORMAL

LOWEST

【UNIX版】

exec文に指定したプログラムの実行優先度を、-20~19の数値で指定します。

値が小さいほどCPU割当て順位が高いことを示します。

qsubコマンドで-dpオプションが指定された場合、-dpオプションで指定した実行優先度が有効になります。

本オペランドで指定できる値は、ナイス値に相当します。

“0”が標準の優先度であり、負の値は優先度を上げ、正の値は優先度を下げます。したがって、“-20”が最も優先度が高く、“19”が最も優先度が低い値となります。

記述例

dprty 4

4:ジョブ実行優先度