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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

9.2.3 EXECACLI.EXE アプリケーション起動コマンド

記述形式

EXECACLI.EXE HostName [/AM:AppMode] [/WE:WaitEnd]
              [/RC:nn /RI:nnnn] /AE:ExecuteAppli
              [AppliParam]

機能説明

クライアントにインストールされている任意のアプリケーションを起動します。アプリケーションの終了を待ち合わせることができます。

パラメタ

HostName

アプリケーションを起動するクライアントのホスト名を指定します。

HostNameに、半角英数字15文字以内でホスト名を指定し、空白文字を含む場合はダブルクォーテーション(”)で囲んでください。

/AM:AppMode

アプリケーションの起動モードを指定します。

以下のいずれかを指定してください。

NORMAL:

通常のウィンドウの大きさで起動します。

ICON:

アイコン状態で起動します。

本パラメタを省略した場合は、NORMALとなり、通常のウィンドウの大きさで起動します。

/WE:WaitEnd

起動したアプリケーションの終了までの待ち合わせ時間を指定します。WaitEndに1~9600の整数を秒単位で指定します。それ以外の値を指定するとエラーとなります。

本パラメタを省略した場合、アプリケーションの待ち合わせを行いません。

/RC:nn

アプリケーションの起動でエラーが発生した場合のリトライ回数を指定します。

nnに0~99の整数を指定してください。それ以外の値を設定した場合は、エラーとなります。省略した場合はリトライを行いません。

/RI:nnnn

エラーが発生した場合のリトライ間隔を指定します。本パラメタは、/RC:nnで1以上を指定した場合に有効となります。

nnnnに0~9999の整数を秒単位で指定してください。それ以外の値を設定した場合は、エラーとなります。省略値は0です。

/AE:ExecuteAppli

起動アプリケーション名をローカルドライブパスで指定します。ExecuteAppliに、半角511文字以内のアプリケーション名を指定します。起動アプリケーション名やアプリケーションに渡すパラメタに空白文字がある場合は、それぞれをダブルクォーテーション(”)で囲んでください。

AppliParam

ExecuteAppliで指定したアプリケーションに対するパラメタを指定します。パラメタを複数指定する場合は、それぞれの間に空白文字を入れてください。各パラメタに空白文字を含む場合は、その両端をダブルクォーテーション(”)で囲んでください。

復帰値

復帰値

0

正常終了

0以外

異常終了(または、/WEオプション指定時に起動したアプリケーションが0以外で復帰した場合)

コマンド格納場所

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ¥MpWalker.JM¥bin

記述例

クライアント“foo”に対して、アプリケーション“C:¥Program files¥app¥App.exe”を通常のウィンドウの大きさで起動し、60秒間終了を待ち合わせます。

EXECACLI.EXE foo /AM:NORMAL /WE:60 /AE:"C:¥Program files¥app¥App.exe"

処理結果

コマンドの処理が終了すると、終了時の情報を標準出力に出力します。

出力される内容を以下に示します。

[処理開始日時] YYYY-MM-DD HH:MM:SS
[クライアントホスト名] HostName
[起動アプリケーション] 起動アプリケーション名
[リトライ回数] リトライ回数
[発生したエラー] エラーメッセージ
[処理終了日時] YYYY-MM-DD HH:MM:SS

[発生したエラー]には、正常終了の場合は“なし”が出力されます。強制終了やエラーの場合はメッセージが出力されます。メッセージ内容については“Systemwalker Operation Manager メッセージ説明書”を参照してください。

アプリケーション起動を行う前にエラーが発生した場合は、以下の形式でメッセージが出力されます。

[処理開始日時] YYYY-MM-DD HH:MM:SS
[コマンドエラー] エラーメッセージ
[処理終了日時] YYYY-MM-DD HH:MM:SS

メッセージ内容については“Systemwalker Operation Manager メッセージ説明書”を参照してください。

使用上の注意