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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

7.19 qstat キューの状態表示コマンド

記述形式

qstat [-a ][-sys サブシステム番号] [<queuename(s)>...]
                    (注)

注)

“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EEのオプションです。

機能説明

qstatは、以下のキュー情報を表示するコマンドです。

オプション

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

-a

下記のキュー情報を表示します。

オペランド

<queuename(s)>

キューの情報を表示するキュー名を15バイト以内で指定します。

queuenameが指定された場合、指定されたキューに関する情報のみ表示します。

queuenameが省略された場合、全キューに関する情報を表示します。

キュー名にワイルドカードは指定できません。

キューの状態

キューには、以下の状態があります。

ACT

キューは動作中です。ジョブの受付、ジョブの実行が可能です。

INACT

キューは停止中です。ジョブの受付は可能ですが実行はできません。

復帰値

復帰値

0

コマンド処理が正常に終了しました。

0以外

コマンド処理が正常に終了しませんでした。エラーメッセージが出力されます。

コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ¥MpWalker.JM¥bin

Solaris

/opt/FJSVMJS/usr/bin

HP-UX

/opt/FHPMJS/usr/bin

AIX

/opt/FAIXMJS/usr/bin

Linux/Linux for Itanium

/opt/FJSVMJS/usr/bin

表示例

qstat キューの情報表示コマンドの表示例を以下に示します。

“-a”オプション指定時の表示例を以下に示します。

表示項目を以下に示します。
(1) キュー名
(2) キューの状態 [ACT:稼働,INACT:停止]
(3) 実行優先順位
(4) 実行優先度
(5) 経過時間制限値
(6) 多重度 [-1:制限していない]
(7) 投入可能ジョブ数 [-1:制限していない]
(8) 実行中ジョブ数
(9) キューイング中ジョブ数
(10) 保留中ジョブ数
(11) デフォルトキュー名 [not specify:指定していない]
(12) システム多重度 [-1:制限していない]
(13) 優先順位の省略値 [-1:指定していない]