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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

5.16 jobschprint -w(-W)コマンド

記述形式

jobschprint {-w|-W} [-long] [-sys サブシステム番号]    (注)

注)

“[-sys サブシステム番号]”はSystemwalker Operation Manager EE/GEEのオプションです。

機能説明

実行待ちジョブの一覧を出力します。ただし、実行待ちジョブがパスされた場合は、一覧に出力されません。

ジョブネットが実行待ちまたは開始遅延状態で、かつ、ジョブが実行待ち以外の状態(正常終了など)の場合のジョブネットは、ジョブネット一覧を出力します。

オプション

-w|-W

コマンドの実行ユーザが参照できるジョブについて実行待ちジョブの一覧を出力します。

-long

出力項目“Project Name”、“Job Net”および“Job Net Comment”を最大値まで出力します。

Enterprise EditionGlobal Enterprise Edition-sys サブシステム番号

複数サブシステム運用をしているシステムで、操作対象のサブシステムを指定するためのオプションです。操作対象とするサブシステム番号を、0から9の範囲で指定します。このオプションを省略した場合、サブシステム番号0が操作対象となります。

コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ¥MpWalker.JM¥bin

Solaris
HP-UX
AIX
Linux
Linux for Itanium

/usr/bin

出力項目の説明

出力項目の説明を以下に示します。

User Name

jobschprintコマンドの実行ユーザ名です。

Project Name

プロジェクト名です。

先頭から20バイト分まで表示します。-longオプションを指定した場合は、50バイト分すべて表示します。

Job Net

ジョブネット名です。

先頭から8バイト分まで表示します。-longオプションを指定した場合は、50バイト分すべて表示します。

Job Net Comment

ジョブネット名称です。

先頭から24バイト分まで表示します。-longオプションを指定した場合は、100バイト分すべて表示します。

Job Name

実行待ちのジョブです。実行待ちのジョブのコマンド(コマンド名、バッチファイル名/シェルスクリプト名、プログラム名またはジョブ実行制御のJCL名)です。

子ジョブネットをジョブとして出力する場合には、子ジョブネットのジョブネット名を出力します。

先頭から24バイト分まで表示します。なお、-longオプションを指定した場合は、300バイト分すべて表示します。

GLOVIA-CジョブまたはGLOVIA-Cビジネスオブジェクトの場合は、定義されている処理名を表示します。【Windows版】

また、実行属性が“Interstage” または“PowerAIM”【UNIX版】の場合は、ワークユニット名です。

Global Enterprise Edition実行待ちのグローバルサーバジョブの業務IDまたはホストのジョブ名を表示します。

Scheduled Time

実行待ちのジョブを含むジョブネットの起動予定時刻です。“西暦/月/日 時:分”の形式で表示されます。

注意事項【UNIX版】

使用例

jobschprint -w -sys 2

出力例

コマンドの出力結果“Job Net Wait List”の例を以下に示します。なお、起動予定がない場合は、空白が表示されます。