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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

2.17 mpmkpwbatコマンド【UNIX版】

記述形式

mpmkpwbat [-c] [-u username] -f filename

機能説明

Systemwalker Operation Manager上に登録されているOperation Managerユーザのパスワード情報をファイルに抽出します。

オプション

-c

パスワードが設定されていない、または削除されているユーザのパスワード情報も抽出対象とする場合に指定します。本オプションを指定してパスワード情報を抽出し、スクリプトとして実行すると、実行先に登録されている同じ名前のOperation Managerユーザのパスワード情報が削除されます。本オプションを指定しない場合は、パスワードが設定されていないユーザのパスワード情報は抽出されません。

-u username

指定されたユーザのパスワード情報のみ抽出します。本指定を省略した場合は、すべてのユーザのパスワード情報を抽出します。

-f filename

抽出先のファイル名を指定します。既存のファイル名を指定すると、既存のファイルに上書きします。

本ファイルをスクリプトとして実行することで、本コマンド実行サーバ上のOperation Managerユーザのパスワード情報を、抽出元サーバに登録されているOperation Managerユーザのパスワードに変更できます。本ファイルをスクリプトとして実行できるのは、システム管理者(スーパーユーザ)のみです。

復帰値

復帰値

意 味

0

正常終了

0以外

異常終了

参照

mpsetusermode, mpusermode

コマンド格納場所

Solaris
HP-UX
AIX
Linux
Linux for Itanium

Systemwalkerインストールディレクトリ/FJSVfwseo/bin

実行に必要な権限

システム管理者(スーパーユーザ)の権限が必要です。

注意事項

記述例

Systemwalker Operation Manager上に登録されているOperation Managerユーザのパスワード情報をファイル“users.sh”に抽出します。

mpmkpwbat -f users.sh

Systemwalker Operation Manager上に登録されている“swuser1”という名前のOperation Managerユーザのパスワード情報をファイル“swuser1.sh”に抽出します。

mpmkpwbat -u swuser1 -f swuser1.sh

実行結果/出力形式

正常終了

なし

異常終了

エラーが発生した旨のメッセージが表示されます。