記述形式
mpmkpwbat [-c] [-u username] -f filename |
機能説明
Systemwalker Operation Manager上に登録されているOperation Managerユーザのパスワード情報をファイルに抽出します。
オプション
-c
パスワードが設定されていない、または削除されているユーザのパスワード情報も抽出対象とする場合に指定します。本オプションを指定してパスワード情報を抽出し、スクリプトとして実行すると、実行先に登録されている同じ名前のOperation Managerユーザのパスワード情報が削除されます。本オプションを指定しない場合は、パスワードが設定されていないユーザのパスワード情報は抽出されません。
-u username
指定されたユーザのパスワード情報のみ抽出します。本指定を省略した場合は、すべてのユーザのパスワード情報を抽出します。
-f filename
抽出先のファイル名を指定します。既存のファイル名を指定すると、既存のファイルに上書きします。
本ファイルをスクリプトとして実行することで、本コマンド実行サーバ上のOperation Managerユーザのパスワード情報を、抽出元サーバに登録されているOperation Managerユーザのパスワードに変更できます。本ファイルをスクリプトとして実行できるのは、システム管理者(スーパーユーザ)のみです。
復帰値
復帰値 | 意 味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
0以外 | 異常終了 |
参照
mpsetusermode, mpusermode
コマンド格納場所
Solaris | Systemwalkerインストールディレクトリ/FJSVfwseo/bin |
実行に必要な権限
システム管理者(スーパーユーザ)の権限が必要です。
注意事項
パスワード情報は暗号化された状態で抽出されます。
本コマンドにより抽出したファイルには、ユーザのパスワード情報が含まれています。取り扱いには十分注意してください。
記述例
Systemwalker Operation Manager上に登録されているOperation Managerユーザのパスワード情報をファイル“users.sh”に抽出します。
mpmkpwbat -f users.sh |
Systemwalker Operation Manager上に登録されている“swuser1”という名前のOperation Managerユーザのパスワード情報をファイル“swuser1.sh”に抽出します。
mpmkpwbat -u swuser1 -f swuser1.sh |
実行結果/出力形式
正常終了 | なし |
異常終了 | エラーが発生した旨のメッセージが表示されます。 |