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Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル

1.17 pwchangeo パスワード変更コマンド【Windows版】

記述形式

pwchangeo [-p 新しいパスワード]

機能説明

本コマンドは、インストール時に指定したスタートアップアカウントのパスワードを変更します。

本コマンドの実行方法には、GUI画面を利用するGUIモードと、サイレントモードがあります。サイレントモードの場合、プロンプトがコマンドの終了を待たずに表示され、処理結果は画面に表示されません。

変更対象となるサービスの一覧を以下に示します。

サービス名

サービス表示名

Systemwalker Operation Manager

Fujitsu MpWalker MpJmSrv

Systemwalker MpJmSrv

Fujitsu MpWalker MpMjes

Systemwalker MpMjes

Fujitsu MpWalker MpMjesn

Systemwalker MpMjesn

Fujitsu MpWalker MpJobsch

Systemwalker MpJobsch

Fujitsu MpWalker MpJobschn

Systemwalker MpJobschn

Fujitsu MpWalker MpStem

Systemwalker MpStem

Fujitsu MpWalker MpStemn

Systemwalker MpStemn

n : サブシステム番号(1~9)

オプション

-p 新しいパスワード

変更するパスワードを入力します。本オプションを指定した場合には、サイレントモードで起動されます。

オプションを省略した場合は、GUIモードで起動されます。

使用方法(Systemwalker Centric Managerと混在している場合)

pwchangeoコマンドとpwchangecコマンド(Systemwalker Centric Managerのパスワード変更コマンド)を実行する順序については、どちらを先に実行しても構いません。

Systemwalker Operation Managerだけで使用するサービスのスタートアップアカウントは、Systemwalker Operation Managerで指定した値になります。Systemwalker Operation Managerのサービスのパスワードだけを変更するときは、pwchangeoコマンドで変更します。

ただし、双方で共通して使用しているサービスのパスワードを変更する場合には、以下のようにコマンドを使い分けてください。

スタートアップアカウントがSystemwalker Operation ManagerとSystemwalker Centric Managerで同一の場合

pwchangeoコマンドを実行することにより、Systemwalker Operation ManagerとSystemwalker Centric Managerの両方のスタートアップアカウントのパスワードを変更できます。

スタートアップアカウントがSystemwalker Operation ManagerとSystemwalker Centric Managerで異なる場合

Systemwalker Centric Manager→Systemwalker Operation Managerの順にインストールした時

双方で使用しているサービスのスタートアップアカウントは、Systemwalker Operation Managerで指定した値になります。双方で使用しているサービスのパスワードを変更する時は、pwchangeoコマンドで変更します。

Systemwalker Operation Manager→Systemwalker Centric Managerの順にインストールした時

双方で使用しているサービスのスタートアップアカウントは、Systemwalker Centric Managerで指定した値になります。双方で使用しているサービスのパスワードを変更する時は、pwchangecコマンドで変更します。pwchangecコマンドの詳細については、Systemwalker Centric Managerの関連マニュアルを参照してください。

復帰値

コマンド格納場所

Windows

Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ¥mpwalker.jm¥mpcmtool¥bin

実行に必要な権限/実行環境

注意事項

使用例

Systemwalkerインストールディレクトリ¥mpwalker.jm¥mpcmtool¥bin配下で実行します。

GUIモードで起動する場合

pwchangeo

サイレントモードで、パスワードにsystemwalkerを指定して起動する場合

pwchangeo -p systemwalker

実行結果/出力形式

GUIモード

正常終了時

パスワード情報の変更に成功しました。

異常終了時
例:

パスワード情報の変更に失敗しました。
[設定に失敗したサービス]
- Fujitsu MpWalker MpJmSrv
- Fujitsu MpWalker MpMjes
- Fujitsu MpWalker MpJobsch

正常終了時(Systemwalker Centric Managerとアカウントが異なる環境)
例:

パスワード情報の変更に成功しました。
[設定変更しなかったサービス]
- Fujitsu MpWalker ACL Manager
- MpAosfP
- MpAosfX
- MpAosfB

Systemwalker Operation Managerのサービスのパスワードの変更は、上記メッセージが出力された時点で完了しています。

Systemwalker Centric Managerのサービスのパスワードも変更する場合は、pwchangecコマンドを実行してください。

サイレントモード

処理結果は、画面上に表示されません。処理結果の確認は、以下の手順で確認してください。

  1. 以下に格納されているログファイルを参照してください。

    Systemwalkerインストールディレクトリ¥mpwalker.jm¥mpcmtool¥log¥PW_LOG_.log

  2. 以下に格納されているメッセージファイルを、存在の有無を含めて確認してください。存在していない場合は、正常終了です。

    Systemwalkerインストールディレクトリ¥mpwalker.jm¥mpcmtool¥log¥PWENDLIST.TXT

    メッセージファイルには、以下のサービス名が記録されています。

    • Systemwalker Centric Managerとスタートアップアカウントが異なる環境の場合には、パスワード変更されなかったサービス名が記録されています。

    • パスワード変更処理が正しく完了しなかった場合には、設定に失敗したサービス名が記録されています。