Interstage Studio プログラマーズガイド
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第4部 ワークベンチ利用編> 第14章 アプリケーションを運用する

14.1 アプリケーションの運用環境

開発したアプリケーションを、実際の運用環境で独立して実行させるためには、開発環境から運用環境に必要な資産を配布する必要があります。運用に必要な資産のことを、運用資産といいます。
ここでは、運用資産について説明します。

+運用資

アプリケーションの運用に必要な運用資産を構成するファイルの説明およびプロジェクト資産の格納フォルダに格納される運用資産を以下に示します。

[運用資産を構成するファイルの説明]

運用資産を構成するファイル

意味

作成されるタイミング

ファイル名

拡張子

プロジェクト名(デフォルト)

jar

プロジェクトのJavaアーカイブファイル

ビルド時

class

プロジェクトのJavaクラスファイル

ビルド時

war

Webアプリケーションのアーカイブファイル

ビルド時

ear

エンタープライズアプリケーションのアーカイブファイル

ビルド時、またはAntビルドファイル(earbuild.xml)実行時

exe

COBOLアプリケーションの実行ファイル

ビルド時

dll

COBOLアプリケーションのダイナミックリンクライブラリ

ビルド時

USプロジェクト名

dll

CORBAサーバアプリケーションのダイナミックリンクライブラリ

ビルド時

電子フォーム名

fae

電子フォームデザイナで作成した電子フォームの大きさや電子フォーム内の項目のレイアウトおよびオーバレイなどを定義したファイル

電子フォーム定義時

pmd

ovd

psf

bip

Javaクラス名

class

ユーザがメインプログラム/サブプログラム/イベント処理に追加したJavaクラスのJavaクラスファイル

ビルド時

任意名

ser

Beanのシリアライズファイル

Javaフォーム定義でBeanに設定したプロパティ値を保存したとき

map

関係定義ファイル

Webアプリケーション(Apcoordinator)新規作成時など

tld

タグライブラリディスクリプタファイル

ユーザが作成

css

スタイルシートファイル

ユーザが作成

js

JavaScriptファイル

ユーザが作成。電子フォームで関数を定義した場合にも作成される。

ユーザが指定した リソースファイル名

任意

  • ダイアログなどのウィンドウに表示するイメージファイル
  • その他(任意のファイル)

ユーザが作成

COBOL85

CBR

COBOLアプリケーションの実行環境情報設定ファイル

COBOLプロジェクト新規作成時


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