Interstage Studio プログラマーズガイド
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第2部 Java編> 第5章 Webサービスアプリケーションを開発する> 5.3 留意事項

5.3.4 Webサービスクライアントアプリケーションで接続するURLをカスタマイズ可能にする方法について

Webサービスクライアントアプリケーションが接続するURL(エンドポイントアドレス)をデバッグなどのために一時的に変更可能にしておくことができます。

エンドポイントアドレスを変更する方法には以下があります。

  1. javax.xml.rpc.Stubインタフェースの_setProperty()メソッドによるエンドポイントアドレスの設定
    Stubインタフェースの_setProperty()メソッドで、javax.xml.rpc.service.endpoint.addressプロパティに値を設定することによりエンドポイントアドレスを変更することができます。
  2. Serviceオブジェクトからスタブオブジェクトを取得するときにエンドポイントアドレスを指定
    スタブオブジェクトを取得するときにエンドポイントアドレスを指定することができるメソッドがあります。それを使用し、環境プロパティなどを利用してエンドポイントアドレスをプログラムに直接記述しないようにすることで、環境プロパティの変更でエンドポイントアドレスを変更することができます。
  3. スタブ設定ファイルでのエンドポイントアドレスの設定
    スタブ設定ファイルというものがあり、そのスタブファイル内のjavax.xml.rpc.service.endpoint.addressプロパティに値を設定することによりエンドポイントアドレスを変更することができます。

複数の方法でエンドポイントアドレスを指定している場合には、上記の記述順の上位の指定が有効になります。

エンドポイントアドレスを変更する方法やスタブファイルの詳細については、"Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド"を参照してください。


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