Interstage Studio プログラマーズガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第2部 Java編> 第5章 Webサービスアプリケーションを開発する> 5.1 概要

5.1.3 Webサービスコンポーネントの構成

Webサービスアプリケーションは、以下のようなファイルで構成されており、これらのファイルが配備する単位としてWARファイルまたはEJB JARファイルにまとめられています。

+サービスエンドポイントインタフェース

Webサービスのユーザに公開するインタフェースをJavaのインタフェースで記述したものです。
インタフェースは、java.rmi.Remoteを継承し、メソッドはjava.rmi.RemoteExceptionをthrowするように宣言する必要があります。
Webサービスアプリケーションの開発者が使用するインタフェースであり、Webサービスのユーザに直接公開するものではありません。Webサービスのユーザへは、WSDLファイルを公開します。

+Webサービスエンドポイント

サービスエンドポイントインタフェースを実装するクラスです。
このクラスに、Webサービスの実装を記述します。

+ユーザ定義型クラス

Webサービスでは、情報の受渡し時に、一定の条件を満たすユーザ固有のクラスを使用することができます。条件については、"サービスエンドポイントインタフェースに関する規則について"を参照してください。情報の受渡し方などに依存して、Holderクラスを必要とします。

+WSDLファイル

Webサービスのユーザに公開するインタフェース定義ファイルです。

+<WSDLファイル名>_mapping.xml

WSDLファイルまたはサービスエンドポイントインタフェースから自動的に生成されるファイルです。開発者が変更する必要はありません。

+deployment descriptor

配備時に必要な情報が記述されています。
以下のファイルがあります。

Stateless Session BeanをWebサービス化する場合は、"Stateless Session BeanをWebサービス化する方法"を参照してください。

目次 索引 前ページ次ページ

Copyright 2007-2008 FUJITSU LIMITED