アーギュメントファイルを指定します。
アーギュメントファイルは、bsortコマンドの各種オプション引数を記述したテキストファイルです。アーギュメントファイルは、固定のオプション引数を別途指定しておきたい場合や、コマンドのオプション引数が長くなる場合などに使用します。
記述形式
-a argfile
argfile
アーギュメントファイルを指定します。
他のオプション引数とアーギュメントファイルオプションを同時に指定した場合、アーギュメントファイルオプションを指定した位置に、アーギュメントファイルで記述したオプション引数が展開されます。アーギュメントファイルオプションは複数指定できます。アーギュメントファイルに空白を含むファイル名を指定する場合は、ファイル名をダブルクォーテーション( " )で囲みます。
アーギュメントファイルには、オプション引数を複数の行に記述できます。ただし、各オプション引数の途中で改行することはできません。アーギュメントファイルにアーギュメントファイルオプションは指定できません。アーギュメントファイルには、bsortコマンドのオプション引数だけを記述します。
アーギュメントファイルの記述例
例
以下にアーギュメントファイルの記述例を示します。
-s -z200 -32.12pdla,25.4fbia↓ -p 25.4fbi.ge.d35↓ -o bsortout↓ sortin↓(注)
注)↓印は復帰改行コード(CRLF)を示しています。
アーギュメントファイルの展開について
アーギュメントファイル(argfile)には、以下の内容が記述されているものとします。
-s -z100
例
例1) 正しい指定
bsort infile1 -a argfile -ooutfile1
と指定した場合、以下の指定と同じです。
bsort infile1 -s -z100 -ooutfile1
例2) 誤った指定
bsort infile2 -z70 -a argfile -ooutfile2
と指定した場合、以下の指定と同じです。
bsort infile2 -z70 -s -z100 -ooutfile2
この場合、重複して指定できない-zオプションが2つ指定されているため、エラーになります。