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PowerSORT V6.0  ユーザーズガイド

4.2.1 アーギュメントファイルオプション(-a)

アーギュメントファイルを指定します。
アーギュメントファイルは、bsortコマンドの各種オプション引数を記述したテキストファイルです。アーギュメントファイルは、固定のオプション引数を別途指定しておきたい場合や、コマンドのオプション引数が長くなる場合などに使用します。

記述形式

-a argfile

argfile

アーギュメントファイルを指定します。
他のオプション引数とアーギュメントファイルオプションを同時に指定した場合、アーギュメントファイルオプションを指定した位置に、アーギュメントファイルで記述したオプション引数が展開されます。アーギュメントファイルオプションは複数指定できます。アーギュメントファイルに空白を含むファイル名を指定する場合は、ファイル名をダブルクォーテーション( " )で囲みます。
アーギュメントファイルには、オプション引数を複数の行に記述できます。ただし、各オプション引数の途中で改行することはできません。アーギュメントファイルにアーギュメントファイルオプションは指定できません。アーギュメントファイルには、bsortコマンドのオプション引数だけを記述します。

アーギュメントファイルの記述例

以下にアーギュメントファイルの記述例を示します。

-s -z200 -32.12pdla,25.4fbia↓
-p 25.4fbi.ge.d35↓
-o bsortout↓
sortin↓(注)

注)↓印は復帰改行コード(CRLF)を示しています。

アーギュメントファイルの展開について

アーギュメントファイル(argfile)には、以下の内容が記述されているものとします。

-s -z100

例1) 正しい指定

bsort infile1 -a argfile -ooutfile1

と指定した場合、以下の指定と同じです。

bsort infile1 -s -z100 -ooutfile1

例2) 誤った指定

bsort infile2 -z70 -a argfile -ooutfile2

と指定した場合、以下の指定と同じです。

bsort infile2 -z70 -s -z100 -ooutfile2

この場合、重複して指定できない-zオプションが2つ指定されているため、エラーになります。