Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド
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付録C データベース連携サービスの環境定義

C.3 RMPプロパティ

 JTS用リソース管理プログラムに対するプロパティファイルです。
 RMPプロパティファイルは、インストール時に以下に作成されます。ファイル名は、RMP.propertiesです。

Interstageインストールフォルダ\ots\etc内
/opt/FSUNots/etc内
/opt/FJSVots/etc内

 また、RMPプロパティは、Javaのプロパティリストの形式で、その他のキーも設定することができます。設定されたキーと値は、JTS用リソース管理プログラムが動作するJavaVMのシステムプロパティへ反映されます。


 RecoveryTarget省略時でも、登録済みリソースに対してリカバリ処理を行います。

RecoveryTarget: リカバリ対象

 JTS用のリソース管理プログラム起動時にリカバリを行う対象をリソース定義名で指定します。リカバリ対象が設定されていない場合には、リカバリ対象が複数の場合には、空白で区切って設定してください。

リカバリ対象が3個の場合の記述例
 RecoveryTarget=Oracle_resource1 Oracle_resource2 Oracle_resource3

JavaPath: Javaコマンドへのパス

 必要な場合に、記述を追加します。通常は指定しないでください。指定された場合、動作の保証はできません。

JavaCommandOption: Javaコマンドに受け渡すオプション

 必要な場合に、記述を追加します。通常は指定しないでください。指定された場合、動作の保証はできません。

Classpath: 追加するクラスパス


 必要な場合に、記述を追加します。通常は指定しないでください。指定された場合、動作の保証はできません。


 クラスタサービス機能を利用する時に、リソースと連携するために必要となるクラスライブラリへのパスを設定してください。クラスライブラリに関する詳細な内容は、“アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)”の“リソース管理プログラムの作成から起動まで”を参照してください。


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