Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド |
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第5章 J2EEのチューニング | > 5.4 EJBコンテナのチューニング |
lookupメソッドで取得したオブジェクトは、EJBアプリケーション内で保持して使い回すことにより、lookupメソッドの実行回数を軽減できます。
deployment descriptorファイルにオブジェクトの情報を定義することができます。
deployment descriptorファイルにオブジェクトの情報を定義することを推奨しますが、すでに開発済みのEARファイルを使用する場合などでdeployment descriptorファイルの編集ができない場合、以下のオプションを使用することで、ネーミングサービスへのアクセス回数を軽減できます。
項目
設定内容
定義ファイル格納ディレクトリ
Interstageインストールディレクトリ\ejb\etc
/opt/FJSVejb/etc定義ファイル
FJEJBconfig.properties
指定するキー名
“LookupCache”(固定)
指定する値
- 1:同一オブジェクトへの2回目以降のlookupメソッド実行時にはメモリに保持した情報を返却します。
- 1以外: lookupメソッドを実行する度に、各ネーミングサービスにアクセスします(デフォルト)。
本オプションを使用すると、lookupメソッド実行時に各ネーミングサービスから取得した情報をメモリ上に保持するため、同一のオブジェクトに対する2回目以降のlookupメソッドの処理性能が向上します。
なお、以下のオブジェクトを取得する場合には、本オプションを設定してIJServerを運用してください。
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