Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド
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第2章 Interstageのチューニング

2.5 環境変数について

 以下にInterstageで使用する環境変数を示します。

環境変数名

用途

OD_HOME

CORBAサービスのインストールパスを指定します。

例) OD_HOME=/opt/FJSVod

OD_CODE_SET

コード変換を行う際のクライアントコード系を指定します。
サポートコードは以下のとおりです。

  • SJIS(ShiftJIS)
  • EUC
  • UNICODE
  • SJISMS(ShiftJIS MS)
  • U90
  • JEF_LOWER(JEF英小文字)
  • JEF_KANA(JEFカナ文字)
  • JEF_ASCII(JEFASCII)
  • UTF8

例) OD_CODE_SET=EUC

TD_HOME

コンポーネントトランザクションサービスのインストールパスを指定します。

例) TD_HOME=/opt/FJSVtd

OTS_HOME

データベース連携サービスのインストールパスを指定します。
OTSが動作するためにOTS_HOMEの設定は必須ではありません。

例) OTS_HOME=/opt/FJSVots

OTS_ SCROLL_SIZE

otstranlist、otspendlistコマンドを使用して、1画面でトランザクションリストを表示する行数を指定します。

例) OTS_SCROLL_SIZE=30

デフォルト:20

OTS_INVOKE_MODE

旧バージョンレベルのINTERSTAGE上のOTSシステム、あるいはリソース管理プログラムと分散トランザクション連携する場合に、OTSシステム、あるいはリソース管理プログラムが動作するマシン上で指定します。値として2以外指定できません。

例) OTS_INVOKE_MODE=2

ES_HOME

イベントサービスのインストールパスを指定します。

例) ES_HOME=/opt/FJSVes

PORB_HOME

Portable-ORBのインストールパスを指定します。
(Portable-ORBの動作環境ファイル検索時にも使用)

例) PORB_HOME=/opt/FJSVporb

IS_ISSTOP_MONITOR_TIMER

Interstage 停止やワークユニット停止が無応答になる現象が発生した場合、自動的にトラブル調査資料を採取する内部機構において、調査資料を採取するまでの監視時間を変更する場合に秒単位で設定します。環境変数を指定しない場合はデフォルト5分の監視時間となります。Interstage 停止やワークユニット停止をコマンドで行う場合には、監視時間はisstopおよびisstopwuコマンドの-t オプションで指定可能です。環境変数の指定より、コマンドのオプション指定が優先されます。本環境変数は必須ではありません。無応答になるトラブルが発生して資料の採取が必要な際に、デフォルトの監視時間を変更したい場合のみ設定してください。

isstartコマンドでInterstageを起動する場合には、コマンドを入力する前に環境変数を設定してください。rcプロシジャからInterstageを起動する場合には、rcプロシジャ内で設定してください。管理コンソールからInterstageを起動する場合には、システムの環境変数として設定してください。


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