Interstage Application Server/Interstage Web Server チューニングガイド
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第2章 Interstageのチューニング

2.2 定義ファイルの設定値

 Interstageシステム定義により各定義ファイルに以下の値を設定しています。Interstageシステム定義のステートメントごとに説明します。

■システム規模ごとの設定値

定義名

ステートメント

値(System Scaleごとの)

small

moderate

large

super

Interstage動作環境定義

Corba Host Name

ありません。

Corba Port Number

ありません。

IR path for DB file

TD_HOME/var/IRDB (注1)

IR USE

ありません。 (注2)

IR User Name

root

IR Group Name

sys

IR Host Name

ありません。 (注2)

IR Port Number

8002

NS USE

ありません。 (注2)

NS Host Name

ありません。 (注2)

NS Port Number

8002

NS JP

no

NS Locale

EUC

LBO USE

no

TD path for system

/var/opt/FJSVisas/system/default/FJSVextp

OTS Multiple degree

5

OTS Recovery

2

OTS path for system log

ありません。 (注3)

OTS maximum Transaction

50

100

500

1000

OTS Setup mode

sys

OTS JTS's RMP Multiple degree of Process

5

OTS JTS's RMP Multiple degree of Thread

16

OTS Participate

4

OTS Host

ありません。

OTS Port

ありません。

OTS Locale

ありません。

Event Service

no

Event maximum Process

2

Event maximum Connection

50

100

500

1000

Event Locale

EUC

Event Auto Disconnect

no

SOAP Client GW

no

IS Monitor Mode

mode2

FJapache

no

CORBAサービスの動作環境ファイル (注4)

max_IIOP_resp_con

80

135

575

1024

max_IIOP_resp_requests

1920

2944

10112

20352

max_processes

31

36

76

126

max_exec_instance

448

448

1046

2046

コンポーネントトランザクションサービスの環境定義

[SYSTEM ENVIRONMENT]
System Scale

small

moderate

large

super

データベース連携サービスの環境定義

ありません。

ありません。

注1)
TD_HOME:コンポーネントトランザクションサービスのインストールディレクトリ
注2)
運用形態がTYPE3の場合は必ず指定してください。
注3)
運用形態がTYPE2の場合は必ず指定してください。
注4)
CORBAサービスの動作環境ファイル内の値に表中の値がisregistdefコマンド実行時に加算されます。また、isregistdefコマンドの投入が初回でない場合は、前回のコマンド投入時に加算した値を、現在設定されている値から減算し、新たに指定したSystem Scaleの値が加算されます。詳細は、“CORBAサービスの動作環境ファイルの設定について”を参照してください。

CORBAサービスの動作環境ファイルの設定について

 CORBAサービスの動作環境定義ファイルの定義値は、isregistdefコマンドによるセットアップの実行時に、以下のように設定されます。

 以下に定義値max_IIOP_resp_conに対する設定例を示します。

 なお、isregistdefコマンドを使用せずに、CORBAサービスの動作環境定義ファイルの値を変更した場合、それ以降に本セットアップを行っても、その変更時の差分の値は有効です。


 システムスケールを小さくする場合には、CORBAサービスの動作環境ファイルの定義値が減算されます。CORBAサービスの動作環境ファイルの定義値が、必要量を下回らないように注意してください(セットアップ後、CORBAサービスの動作環境定義ファイルの値を小さくカストマイズしなおしている場合に注意が必要です)。


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