Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
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第4部 ログファイルに出力されるメッセージ> 第43章 J2EE使用時に出力される例外情報> 43.4 java.netで始まる例外情報

43.4.1 java.net.SocketException

■本項で説明している例外一覧

■例外の説明

java.net.SocketException

[意味]

 Webアプリケーションの場合、以下の可能性があります。

  1. Webブラウザなどのクライアントアプリケーションが以下の理由等により処理を中断(ソケットを切断)したことを検出しました。
  2. WebサーバとServletコンテナ間のソケットが切断されました。
  3. ServletまたはJSPと、サーバアプリケーション間のソケットが切断されました。
  4. サーバアプリケーションがダウンしました。
  5. アプリケーションでファイルディスクリプタがリークしている可能性があります。

[ユーザの対処]

  1. クライアントアプリケーションからの中断であり、サーバ上の異常を示すものではありません。この場合SocketExceptionが出力される要因は以下のものがあります。

    なお、これらのSocketExceptionは、Webサーバによるクライアントアプリケーションのソケット切断の検出タイミング(ネットワークの状態によって異なる)とコンテナによるソケットへの書き出しタイミングに依存するため、必ず発生するものではありません。

  2. アプリケーションの処理を見直してください。妥当である場合は、Servletコンテナのタイムアウト時間を長くしてください。
  3. アプリケーションの処理を見直してください。妥当である場合は、アプリケーションで使用しているソケットのタイムアウト時間を長くしてください。
  4. サーバアプリケーションの状態を確認してください。また、必要があればサーバアプリケーションを修正してください。
  5. アプリケーションの処理を見直してください。ファイルやSocket資源をアプリケーションで開いている場合、解放漏れがないか確認してください。

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