Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
目次 前ページ次ページ

第4部 ログファイルに出力されるメッセージ> 第42章 Interstage HTTP Serverが出力するメッセージ

42.1 Interstage HTTP Serverのエラーログ

 Webサーバでエラーが発生したときのエラー状況は、エラーログとして以下のファイルに採取されます。

■出力先

 エラーログは、以下のファイル(初期値)に出力されます。

(インストールパスはデフォルト)

C:\Interstage\F3FMihs\servers\(Webサーバ名)\logs\errorlog


(インストールパスはデフォルト)

/var/opt/FJSVihs/servers/(Webサーバ名)/logs/errorlog

/var/opt/FJSVihs/servers/(Webサーバ名)/logs/errorlog


 ログファイルのローテーションが行われる場合、エラーログは以下のファイル(初期値)に変名されます。
 errorlog.N(Nは通番です。0から始まる連続の番号であり、新しいファイルの順に、1番目のファイルの通番は“.0”、N番目のファイルの通番は“.(N-1)”となります。)

■出力タイミング

 エラーログは、Webサーバでエラーが発生したときに出力されます。

■出力形式

 エラーログとして出力されるログの形式を以下に示します。

[日時] [ログレベル] [client IPアドレス] (エラー番号)エラー説明: メッセージ本文

■出力項目

 出力形式に対応する各出力項目を以下に示します。

 日時
 エラー発生日時
 ログレベル
 

ログレベル

エラーログの重度

初期設定時の出力

emerg

緊急事態発生のエラー

alert

修正しなければ動作不可のエラー

crit

直ちに処理すべきエラー

error

あまり重要ではなく、無視してもよいエラー

warn

警告であり、無視してもよいエラー

notice

通常起こりうる特筆すべき通知情報

info

notice以外の通知情報
(環境定義を編集した場合のみ出力)

×

debug

モジュールの開発/デバッグ中のログ
(環境定義を編集した場合のみ出力)

×

 client IPアドレス
 クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス
 クライアントからWebサーバにアクセスした際にエラーが発生した場合、出力されます。
 本項目は、省略される場合があります。
 エラー番号
 オペレーティングシステムのエラー番号
 本項目は、省略される場合があります。
 エラー説明
 エラー番号の説明
 本項目は、省略される場合があります。
 メッセージ本文
 メッセージの本文

 ここでは、エラーログのメッセージの内容と対処について、ログレベルごとに説明します。


下へ42.1.1 ログレベルがemergであるメッセージ
下へ42.1.2 ログレベルがalertであるメッセージ
下へ42.1.3 ログレベルがcritであるメッセージ
下へ42.1.4 ログレベルがerrorであるメッセージ
下へ42.1.5 ログレベルがwarnであるメッセージ
下へ42.1.6 ログレベルがnoticeであるメッセージ

目次 前ページ次ページ

Copyright 2008 FUJITSU LIMITED