Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集
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第2部 メッセージラベルのあるメッセージ> 第24章 メッセージ番号がssoで始まるメッセージ> 24.16 sso08000番台のメッセージ

24.16.13 sso08017

SSO: ERROR: sso08017: The user information customization definition file conversion rules mistakenly attempted to convert the user information. Systemname=(%s1) Kind=(%s2) Name=(%s3) Reason=(%s4)

SSO: エラー: sso08017: ユーザ情報カスタマイズ定義ファイルの変換ルールにより、ユーザ情報を誤って変換しようとしました。 Systemname=(%s1) Kind=(%s2) Name=(%s3) Reason=(%s4)

[可変情報]
 %s1:相手シングル・サインオンシステム名
 %s2:送受信情報
  sending=送信
  received=受信
 %s3:ユーザ情報(注1)
 %s4:エラー原因

[意味]
 ユーザ情報カスタマイズ定義ファイルの変換ルールに従った変換処理中に、ユーザ情報(%s3)に設定できない値を設定しようとしました。
 以下の原因が考えられます。

エラー原因(%s4)

原因詳細

1500

ユーザ情報(%s3)の値に、空文字が設定されました。

1501

ユーザ情報(%s3)の値に、ASCII文字以外の文字列が設定されました。

1502

ユーザ情報(%s3)の値に、連続した空白が設定されました。

1505

拡張ユーザ情報の名前に、空文字が設定されました。

1506

拡張ユーザ情報の名前に、ASCII文字以外の文字を含む文字列が設定されました。

1507

(%s3)という名前の拡張ユーザ情報は使用できません。

1508

ユーザ情報(%s3)の値に、制御文字(ShiftJISの0x00〜0x1f、0x7f)を含む文字列が設定されました。

1509

ユーザ情報(%s3)の値に、設定可能なサイズを超える文字列が設定されました。

1510

ユーザ情報(%s3)の値に、カンマ(,)を含む文字列が設定されました。

2000

ユーザ情報(%s3)の変換に、誤りのある書式が使用されています。

[ユーザの対処]
 以下の対処を行い、認証サーバ間連携サービスの再起動を行ってください。(注2)
 なお、(%s2)が“received”の場合で、変換前の情報をそのまま出力するように変換ルールを設定している場合には、以下の対処を行うよう、相手シングル・サインオンシステムの管理者に依頼してください。

エラー原因(%s4)

対処

1500

  • (%s2)が“sending”の場合
    空文字が設定されないように、相手シングル・サインオンシステム(%s1)へ送信するユーザ情報(%s3)の変換ルールを見直してください。
  • (%s2)が“received”の場合
    空文字が設定されないように、相手シングル・サインオンシステム(%s1)から受信したユーザ情報(%s3)の変換ルールを見直してください。

1501

ユーザ情報(%s3)の値に、ASCII文字からなる文字列を設定してください。

1502

ユーザ情報(%s3)の値に、連続した空白を含まない文字列を設定してください。

1505

  • (%s2)が“sending”の場合
    空文字以外の文字列の名前の拡張ユーザ情報が設定されるように、相手シングル・サインオンシステム(%s1)へ送信するユーザ情報の拡張ユーザ情報の変換ルールを見直してください。
  • (%s2)が“received”の場合
    空文字以外の文字列の名前の拡張ユーザ情報が設定されるように、相手シングル・サインオンシステム(%s1)から受信したユーザ情報の拡張ユーザ情報の変換ルールを見直してください。

1506

  • (%s2)が“sending”の場合
    ASCII文字からなる文字列の名前の拡張ユーザ情報が設定されるように、相手シングル・サインオンシステム(%s1)へ送信するユーザ情報(%s3)の変換ルールを見直してください。
  • (%s2)が“received”の場合
    ASCII文字からなる文字列の名前の拡張ユーザ情報が設定されるように、相手シングル・サインオンシステム(%s1)から受信したユーザ情報(%s3)の変換ルールを見直してください。

1507

  • (%s2)が“sending”の場合
    禁止された文字列(注3)ではない文字列の名前の拡張ユーザ情報が設定されるように、相手シングル・サインオンシステム(%s1)へ送信するユーザ情報(%s3)の変換ルールを見直してください。
  • (%s2)が“received”の場合
    禁止された文字列(注3)ではない文字列の名前の拡張ユーザ情報が設定されるように、相手シングル・サインオンシステム(%s1)から受信したユーザ情報(%s3)の変換ルールを見直してください。

1508

ユーザ情報(%s3)の値に、制御文字(ShiftJISの0x00〜0x1f、0x7f)を含まない文字列を設定してください。

1509

ユーザ情報(%s3)の値に、以下に示すサイズを越えない文字列を設定してください。

  • (%s3)が“ROLE_LIST”の場合
    512バイト
  • (%s3)が“USER_ID”の場合
    256バイト(注4)

1510

ユーザ情報(%s3)の値に、カンマ(,)を含まない文字列を設定してください。

2000

  • (%s2)が“sending”の場合
    ユーザ情報(%s3)の変換に正しい書式(注5)が使用されるように、相手シングル・サインオンシステム(%s1)へ送信するユーザ情報(%s3)の変換ルールを見直してください。
  • (%s2)が“received”の場合
    ユーザ情報(%s3)の変換に正しい書式(注5)が使用されるように、相手シングル・サインオンシステム(%s1)から受信したユーザ情報(%s3)の変換ルールを見直してください。

注1)エラー原因により出力されない場合があります。

注2)認証サーバ間連携サービスの停止・起動については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”−“運用・保守”−“認証サーバ間連携サービスの起動・停止・削除”を参照してください。

注3)禁止された文字列は以下です。

注4)セションの管理を行っていない場合は、サイズの制限はありません。

注5)java.util.Formatterで指定可能な書式です。詳細は、J2SE 5.0のJavaDocを参照してください。


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